2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

食生活の見直し

生活習慣の乱れや、誤ったダイエットなど、食生活といえばカロリーコントロールに目がうば我勝ちですが、日本人の総摂取カロリーは、実はそれほどかわっていません。食事内容に占める脂質などの割合が増え、食物繊維の割合が減っているのが問題なのです。 で…

水溶性と不溶性

水溶性と不溶性の違いについても、説明しておきましょう。 水溶性食物繊維は、粘り気があり、保水性が高いのが特徴です。ペクチンやアルギン酸、満何などが水溶性に分類されます。コレステロールは、腸管中で胆汁酸などとともにミセルという集合体を形成して…

摂取の目安

では、一日当たりどれくらいの食物繊維を摂取すればいいのでしょうか。構成労働省によれば、成人の目標量は、一日あたり15−20g、排便を促すための目標摂取量は20−25g以上です。 量とともに食物繊維を摂取するときに気をつけたいのが、その種類です…

第6の栄養素

食物繊維は5大栄養素に次ぐ第6の栄養素ともいわれ、期待されている成分です。実は30年ほど前まで、食物繊維は消化されないために栄養素の消化・吸収を妨げるものとかんがえられていたのですが、最近の研究で、その働きが明らかになるに連れ、大きな注目を…

食事の欧米化

焼魚に魚の煮物、玄米のご飯、味噌汁など。これらは、昔の日本家庭の一般的な献立です。ところが、この数十年で日本人の食生活は大きく変わり、食の欧米化が進んで、一見、食生活は豊かになったかのようです。しかし、私たちの栄養バランスは大きく崩れ始め…

生活習慣

100歳以上の長寿者はどのような生活習慣なのでしょう。「健康・体力づくり事業財団」が行った大規模な面接調査をもとに、長寿の理由をさぐってみましょう。 すると、9割の人が一日三食きちんと食事をしており、夜はぐっすり眠れるという人も約9割。規則…

イモ料理

山梨県も長寿の里として有名。地元の食材を生かした料理が長寿食として注目されています。 雑穀や山菜に加え、ジャガイモを用いた郷土料理「せいだのたまじ」やコンニャクなど、イモ類を使った食品が特徴。いずれも食物繊維が豊富な食材です。。コンニャクに…

キノコ

長寿県の長野は、エノキタケやナメコなどのキノコ類の生産量が日本一。キノコ類は食物繊維、ビタミンB群、D,ミネラルを豊富に含み、低カロリーで健康的な食品です。 また、キノコ類に比較的多く含まれるベータグルカンという成分には免疫力への働きかけも期…

魚介・海藻類

海に囲まれた日本では、魚介をよく食べるのが大きな特徴。魚に含まれるDHAやEPAといった麩飽和脂肪酸は、コレステロールや中性脂肪、免疫に働きかけるといわれます。麩飽和脂肪酸は古くなったり加熱すると酸化するため、新鮮なものを生でいただくのがいいで…

豆腐・納豆

豆類は、百寿者の約半数が毎日食べる食材。他伊豆たんぱくはコレステロールに働きかけ、大豆イソフラボンはホルモンバランスをととのえるといわれます。沖縄では炒め物や汁物などによく豆腐が使われ、消費量は全国平均の約2倍にもなります。 また、納豆には…

沖縄には東洋のチーズといわれる珍味、豆腐ようがあります。豆腐を2−3日陰干しし、紅麹、米麹、泡盛につけて熟成させた発酵食品です。この紅麹に含まれる天然スタチンは、コレステロールが気になる人によいとされます。 また、豆腐ようの熟成に用いられる…

豚を食べる

豚肉には、疲労回復に役立つビタミンB1や、糖や脂質の代謝にかかわるビタミンB2のほか、必須アミノ酸が豊富に含まれます。 沖縄では頭から内臓まで、豚の全身を食べるところから、鳴き声以外はすべて食べるといわれています。和え物などでいただくミミガーや…

ベータカロテンで若さをキープ

私たちのからだの老化にかかわるといわれる活性酸素。ニンジンやピーマンなどの緑黄色野菜に含まれるベータカロテンは活性酸素に働きかけるといわれています。 ベータカロテンは油と一緒にとると吸収されやすい特徴があります。 沖縄を代表する野菜といえば…

沖縄と長野

世界有数の長寿国・日本。平均寿命は順調に伸びており、2006年にWHO加盟国で行われた調査でも、男女とも世界一という結果が出ています。 しかし、寿命が延びる一方で、寝たきりなど健康に問題を抱えた高齢者の数も増えています。いかに健康に年齢を重ね…

早寝早起き

早寝早起きは、快眠w得るために心がけたい習慣のひとつ。 一日24時間に対して人間の体内時計は25時間のため、毎朝リセットが必要です。それには、早起きして朝日を浴びましょう。スッキリ目覚めて1日を元気に過ごせます。 涼しいうちに活動を始めて、…

お風呂

夏はシャワーだけという人もいますが、地の目ウgリをよくして新陳代謝を高め、疲れを癒すためにも、湯船につかりましょう。入浴をすると体が目覚めるため、寝る1−2時間前がおすすめです。38−40℃の低めの温度で、20分程度ゆっくりつかると効果的です…

眠りにつくために

ぐっすり眠るためにお酒を飲む場合、ごく少量を1杯まで。深酒をすると眠りが浅くなったり、お手洗いにおきてしまいます。 緑茶やコーヒーなどカフェインの入った飲み物は目がさえることもあるので、寝る前は麦茶やハーブティーなどを。 また、寝る直前に食…

涼しく眠れる環境づくり 

冷房に頼らないで快眠環境をつくる方法もあります。 例えば、シーツの上にゴザを1枚しいてみましょう。ひんやりしてべたつかず、快適です。保冷シートなどで首筋や額を冷やすのも効果的。カーテンの色を濃いブルー系にすると、すがすがしくて、気分も落ち着…

睡眠中の冷房

睡眠不足で疲れがとれないと、夏ばてのもと。ぐっすり眠って体力を維持しましょう。 でも、寝苦しいからといって、冷房を一晩中つけっぱなしにしては逆効果。必要以上に体の熱が奪われると、眠っている間も体温を維持しようと体が働きつづけるため、かえって…

そうめん・冷麦

夏の冷たいめんの代表・冷やし中華は、野菜に卵、肉と具だくさん。一方、そうめんや冷麦は、そんままでは栄養の面では不十分。栄養バランスを考えて、冷やし中華のように野菜などの具材をふんだんにトッピングするのがよいでしょう。→ Marron Gourmet Clubの…

ウナギ 

ウナギはビタミンB1,Eが豊富な夏の万能食材。古くから夏の滋養食品としての歴史があります。土用の丑の日に食べるのは、商売がうまくいかないウナギやさんに相談された平賀源内が、丑の日にうの字がつくものを食べると夏負けしないという民間伝承からヒ…

夏のしつらえ

夏の暑さが厳しい京都の伝統的な住宅、町やには、風が通り抜けしやすい間取りや格子窓など、夏のしつらえがあります。そこまではムリですが、食卓で簡単に夏のしつらえ気分を演出して、食欲アップといきましょう。 例えば、ランチョンマットをバティックプリ…

旬の野菜でクールダウン

暑さでまいっているときには体の中からクールダウン。冬が旬の根菜類は体を温めるといわれますが、トマト、キュウリなどの夏野菜は生で食べると体を冷やす働きがあります。 旬の野菜にはその季節に必要な栄養素がふくまれているので、季節の味覚を楽しみなが…

消化を助ける食材 

胃の働きが弱る夏は、栄養素を効率的に吸収するために、消化に役立つ成分を含んだ食材をプラス。 胃が弱っていては、活力の源となるたんぱく質を十分に消化・吸収できません。そこで、たんぱく質分解酵素を含む食材をチョイス。パパインを含むパパイヤ、ブロ…

味の工夫 

食欲がないときは、味に一工夫して食欲をアップさせましょう。ショウガ、青ジソ、ワサビ、ネギ、ニンニク、ミョウガなど、薬味に使われるような香味野菜には、食欲を増進させるパワーがあり、夏にぴたりです。 すっぱい食べ物も食欲を増してくれます。梅干を…

ストレスから体を守る

夏の暑さはストレスになります。ストレスに働きかけるカルシウムは、夏こそ積極的に摂りたいミネラル。血中カルシウム濃度が下がると、骨から取り出され、体にも負担がかかります。 カルシウムは、牛乳・乳製品、シシャモ、シラス干しなどの小魚、豆腐やケー…

冷房対策

冷房による冷え、むくみ、だるさが気になる人は、血のめぐりをよくするビタミンEを摂るといいでしょう。アーモンド、ウナギ、カボチャ、サフラワー油(植物油)、アボカド、メカジキ、アユなどに多く含まれます。 また、冷房によるむくみには、スイカやキュ…

抵抗力アップ

夏バテになると、体の免疫力もダウンしてしまいます。そこでたっぷり摂りたいのがビタミンC。暑さによるストレス対策にもなります。 ビタミンCはレモンなどの果物、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれていますが、ホルモンや神経伝達物質の材料とな…

夏バテに負けないスタミナ作り

夏に欠かせない栄養素といえば、まずビタミンB1です。糖質をエネルギーに帰る働きを助けるため、スタミナづくりには欠かせません。レバー、豚肉(赤身)、ウナギ、ソバ、カツオ、枝豆などに多く含まれます。 スタミナ料理といえばニンニク。ニンニクやニラ…

冷房のいる自律神経の乱れ

暑いからといって、ひたすら冷房で冷やせばいいかというと、そうではありません。 私たちの体は自律神経によって一定の状態に保たれています。暑くて汗をかくのも、寒くて鳥肌がたつのも自律神経の働きです。 かつてはなつがくれば、汗をたくさんかく夏モー…