花粉症対策と睡眠
睡眠不足は自律神経を乱し、免疫低下につながります。
<質の良い睡眠のためのポイント>
・昼寝は夕方までに30分以内
30分以上寝てしまうと深い眠りに落ちて、目覚めたあとの眠気が強くなり、体がだるくなります。夜の睡眠に影響しないように夕方までにとるのも昼寝のコツ。
・寝つきの悪い人は入浴を工夫
ぬるめのお湯にゆっくりつかって体温を上げておきましょう。そのあと、約1時間半で体温が下がってくるので、そのタイミングで床に就けばスムーズな眠りに。
・パソコンやスマホを夜遅くまで見ない
パソコンやスマートフォンの画面が放つブルーライトは、眠気を誘発するメラトニンの働きを抑え、睡眠を妨げます。ゲームなどで夜更かしすると睡眠不足の原因にも。
・夜寝る前の室内は暗めに
寝室環境を整えるのも大切。明るい光では目が冴えてしまうため、寝室の照明が明るいと睡眠の質が低下します。寝室は暗めにして静かな環境で眠りましょう。
・朝日を浴びて体内時計をリセット
体内時計の一日は24時間と少し。それをリセットして現実の時間に合わせてくれるのが朝の光です。起きたらさっとカーテンを開け、朝の光をしっかり浴びましょう。
・朝食は和食がおすすめ
大豆製品に多いトリプトファン、魚に多いビタミンB6を朝に摂ると、夜には睡眠ホルモンのメラトニンを生成。和の朝食に定番の大豆や魚は理にかなった食事です。
<花粉症対策と睡眠>
ちょっとした工夫で花粉症の症状が軽減され、安心して眠ることができます。
・鼻づまりには横向き寝
詰まっている方の鼻を上にして横向きで寝てみてください。鼻づまり側の交感神経がしげきされ鼻の血管が収縮し、通りがよくなります。
・寝室に花粉を入れない
花粉が付着した衣類のまま寝室に入ると、ホコリと一緒に飛散する可能性が。
着替えてから寝室へ。横になる前に枕元の花粉もふきとって。
・布団を外に干さない
どうしても外に干したいときは体に触れる面を内側にして。
取り込んだあとは付着した花粉を布団クリーナーなどで除去することを忘れずに。
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