2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ビタミンB群

ビタミンB群はエネルギーを生み出すために必要な栄養素です。 中でもビタミンB1は、糖質や疲労物質の代謝に欠かせません。ビタミンB1が不足すると、エネルギー産生がうまくいかず、体に脂肪がたまったり疲労の蓄積を招きます。豚肉、レバー、カツオ、ウナギ…

たんぱく質

大豆製品や卵、乳製品や肉、魚介類など、様々な食品に含まれるたんぱく質は、疲労回復に不可欠な栄養素。筋肉のほかホルモンや神経伝達物質の剤郎となって、自律神経の調節を助けます。また、免疫力も高めるので、冷房による温度差などの肉体的なストレス対…

食事

パワーの源は、やはり食事にあります。一日三食、バランスのとれた食事をしっかり食べて、必要な栄養素を摂取することが、暑さや温度変化に負けない体作りにも役立つのです。 特にエネルギーの産生を助ける栄養素を意識して食卓に取り入れると、夏の疲れには…

暑さのでどころ

年々、日本列島では暑さが厳しくなる一方です。1990年代から最高気温が35度以上の日が増加。最高気温が25度以上の夏日、30度以上の真夏日に加え、昨年から35度以上の日を猛暑日とすることになりました。猛暑日元年の昨年も記録的な暑さ。ペルー…

発汗

汗はベタベタして気持ち悪い、と思うかもしれません。しかし、汗をかくことは上手に体温調節をして暑さに強くなること。また、自律神経の働きを正常に保つためにも必要なことです。 適度な運動などで汗をかくのが効果的ですが、忘れてはいけないのが水分補給…

水分補給

運動中に水分補給をするとき、何を飲んだらよいのでしょうか。 30分〜1時間程度の運動なら水で構いませんが、1時間以上の運動には、水分に加え、エネルギーや汗と一緒に失われるナトリウムやカリウムなどのミネラルを補給することも必要です。 また、運動中…

快眠

疲れを翌日に残さないために、睡眠は大切です。心地よい眠りは体だけでなく心の疲れも取り除き、パワーの源になります。 冷房も上手に活用して、質のよい眠りを得られるようにしましょう。 私たちの体には、体内時計があります。午前中にしっかり日光を浴び…

個人差

現代は疲れている人が多く、さらに夏には疲れやすくなりますが、すべての人が同じように疲れるわけではありません。疲れやすさには個人差があります。体質だけでなく、睡眠不足や栄養バランスの偏った食事をとるなど日常の過ごし方も大きく関わるのです。日…

寝不足

疲れをとるには、十分に休養をとることも大切です。ところが近年、夜間の最低気温が25度以上の熱帯夜が増えて、睡眠不足に悩む人が多くみられます。 一日の間で体温は変化しており、夜には体温が低下して眠りに入りやすくなるといわれます。しかし、熱帯夜…

食欲減退

暑いと、冷たい飲み物をガブガブとのみ、食事はさっぱりとのどごしのいい冷麦やそうめんなどですませることが多くなりますが、これでは疲れはとれません。 冷たい飲み物は胃を冷やし、消化液を薄めるので、消化吸収力をダウンさせます。また、冷麦やそうめん…

汗かき

暑さが苦手だからといって、冷房の効いた室内にばかりいては、さらに暑さに弱くなってしまいます。 暑いとき汗をかくのは、体温を調節するため。汗が蒸発するときに熱を奪い、体温を下げています。しかし、冷房の効いた室内で過ごして汗をかかない生活を続け…

疲労 

日ごろから疲れを感じている人が多い上、夏には疲れを増す様々な要因が潜んでいます。 熱帯夜が続いたり、暑さによるダメージが疲れに拍車をかけるうえ、冷房の使用や、冷たいものの飲みすぎ・食べ過ぎなど食生活の乱れも、疲れを増す引き金になるのです→ Ma…

 食中毒

梅雨から夏場にかけては食中毒が多く発生する時期。 ・食材をよく洗って十分に加熱する ・手を洗い、まな板・包丁などの調理器具を清潔に保つ など、衛生管理や調理法に注意しましょう。胃腸が弱っていることで外からの菌に感染しやすいことに加えて、もとも…

 生活と食事

梅雨どきの不調を乗り切るには、自律神経や皮膚の状態を良好に保つ生活を心がけましょう。 規則正しい生活と十分な睡眠 不規則な生活は、自律神経を乱します。夜更かしせず充分に睡眠をとりましょう。 冷暖房はほどほどに 自律神経や皮膚を鍛えるために、過…

 皮膚の機能低下

梅雨どきは湿度が上昇して汗をかきにくくなります。汗をかくのに重要な役割を果たしているのが皮膚。梅雨どきの不調の多くは、皮膚の機能低下によるものと考えられます。 皮膚は体の中でも指折りの働き者で、汗とともに老廃物を排出したり、皮膚呼吸により酸…

 むくみ

梅雨どきに気圧が下がるのも、不調の原因のひとつです。気圧とは、外から体を押す力のこと。この力が弱まると体のむくみが起こり、全身で様々な不調を引き起こすと考えられます。むくみにより組織や神経が互いに接触して痛みをもたらすなど、梅雨どきの不調…

 現代病

人間の体には外からの刺激に対して常に一定であろうとする機能があり、自律神経やホルモンの働きによって体温や血圧などを一定に保ち、気象の変化から体を守っています。 しかし、暑ければ冷房を、寒ければ暖房をつける生活スタイルの中で、現代人は体の調整…

 天気に関係する不調

寒いと血圧が上がりやすいとか、雨のときに古傷が痛むなど、天気と体調の変化の関係について感じたことはありませんか? 梅雨時には、ゼンソクや関節痛などの持病が悪化したり、倦怠感を訴える人が多くなります。このように天気と関係がある病気を「気象病」…

 正座

ひざの悪い人は痛くて正座ができない場合が多いので、正座をしていると関節を炒めると誤解されがちです。しかし、正座する日本人より椅子で暮らすアメリカ人の方が変形性ひざ関節症に3−4倍なりやすいという報告があります。タタミや布団を使った和式の生活…

 メタボ予防

メタボリックシンドロームが問題になっていますが、生活習慣病の人には、関節の不調を抱える人が多くみられます。肥満や運動不足など、関節の不調と生活習慣病はリスク要因が共通しているのです。 規則正しい食生活や栄養バランスのとれた適量の食事といって…

 軟骨の成分

関節軟骨に含まれる成分には、初期の関節トラブルに役立つものもあります。 ヒアルロン酸などの材料になるグルコサミンは、カニの甲羅の成分であるキチンを分解して得られるアミノ糖です。1960年代にヨーロッパでしようされるようになり、90年代後半か…

 お風呂ストレッチ

バスタイムもエクササイズタイムになります。湯船で温まると関節の痛みが軽減するうえに柔軟になり、ストレッチに最適なのです。 充分にあたたまったら、浴槽の縁をつかんで、ひざを徐々に深く曲げていき、痛くない最大まで曲げ、10秒間、静止。次に浴槽の…

 スポーツ

スポーツで酷使したからといって、関節に不調が起きるわけではありません。むしろ関節を動かさないことや肥満こそマイナス要因になります。運動不足にならないようにしましょう。 スポーツとの関係でいえば、若い頃の骨折やねんざ、靭帯損傷や半月損傷などは…

 筋肉を鍛える

また、筋肉を鍛える運動は、関節を元気にします。筋肉を鍛える=筋力トレーニングと思われがちですが、筋肉の力を増強することだけが目的ではありません。関節のまわりの靭帯や関節包、軟骨、骨などの組織を強化したり、新陳代謝を活発にする効果もあります…

 軟骨に酸素と栄養補給を

関節を動かすことは、軟骨に酸素や栄養を補給する役割もあります。 体の組織は血管から酸素や栄養を供給されますが、軟骨には血管がありません。そのかわり、軟骨は関節内の滑液から酸素や栄養を供給されます。じっとしていても軟骨に滑液は染み込みません。…

 安静による悪化

病気やケガには「安静が一番」といいますが、関節の不調の場合、安静にしすぎると、むしろ悪化することがあります。 ずっと安静にしていると、軟骨や骨、関節のまわりの筋肉や靭帯などが衰えて、関節を動かす力が弱くなります。すると、弱ったぶんだけ、さら…

 寒い日や梅雨時の痛み

体温がさがると、人は痛みに敏感になります。寒い日やクーラーの冷気にあたると関節の痛みが増すのもそのためです。 また、梅雨時や雨の日に痛みがひどくなるのは、気圧のせいと考えられます。気圧が低い日は周囲からの圧力が減って風船が膨張するように、関…

 不調の原因

関節は、関節包という袋状の組織に包まれ、その内側には滑膜があり、潤滑油の役割をする滑液を分泌しています。 関節部分の骨は表面が軟骨で覆われています。フライドチキンにたとえると、関節のはずれた先端の、白くツルツル光っている部分です。 軟骨は軟…

 関節の不調

私たちにとっても大切な関節ですが、関節の不調に悩む人は少なくありません。 関節の代表的な疾患である「変形性ひざ関節症」に悩む人の数は、全国で1000万人ともいわれます。特に中高年になると手足の関節の痛みが多くみられ、厚生労働省の平成16年国…

 関節のおかげ

私たちが体を曲げたり伸ばしたりできるのは、骨と骨のつなぎ目にある関節のおかげです。 骨と関節のまわりは骨格筋という筋肉に覆われていますが、骨格筋の端は腱を介して骨に付着しており、骨格筋を収縮・弛緩することで、骨格を動かすことができます。 こ…