2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夏野菜と香辛料

きゅうりやナス、トマトなどの夏野菜を生で食べたり、冷やして食べると、体の火照りを冷ますはたらきがあります。ただし、冷房に一日中さらされた現代人には、取りすぎは夏ばての原因となることも。ミョウガ、ショウガ、トウガラシなど体を温める香辛料と一…

野菜の保存法

根菜は常温で、葉物野菜はジッパーのついた保存用ビニール袋に入れ(または湿らせた新聞紙でくるみ、ビニール袋にいれ)、冷蔵庫で保存するのが基本。保存方法のわかりやすい目安はスーパーの野菜売り場。冷蔵陳列棚にある野菜や果物は、基本的に冷蔵庫保存…

水分補給は果物で 

発汗と暑さでなにかと水分を欲する夏ですが、水分のとりすぎは汗や尿でビタミン・ミネラルを放出させ、体力低下の原因にもなります。そこでおすすめしたいのは、果物やミックスジュース。水分と一緒にビタミン・ミネラルを摂ることができます。 → Marron Hea…

バランスのよい食生活

1日にとりたい野菜量として、構成労働省では350gを目標に掲げています。大人の両手いっぱいに野菜をのせたぐらいの分量です。この量は、朝忙しく、昼は外食になりがちな現代人には、なかなかむずかしい数字かもしれません。 不足しがちなときは野菜・果物た…

食の見直し

野菜不足の影響は、大人から子供まで顕著に表れています。 メタボリック・シンドロームや生活習慣病の原因の一つは、食習慣にあります。野菜をとらず、脂質や糖質に偏った食生活が内臓や血管に負担をかけ、心身の不調や病気となって現れるのです。また、子供…

日本人と野菜

近年、世界中でスローフードに関心が高まっています。 加工食品やファストフードが増える中、それぞれの土地の食材を使った独特の郷土料理を見直して、栄養の知識や食の楽しみを取り戻そうという動きです。また、こうした食文化を親から子へしっかりと伝えて…

いい汗、悪い汗

いい汗とは、蒸発しやすく、体温調節のスムーズな汗のこと。汗は血漿からつくられていますが、ナトリウムや塩素などのミネラルが汗腺で血漿に再吸収されると、ほとんど水分だけのサラサラの汗が排出されるのです。 ところが現代人は、冷房のおかげえあせをか…

 ベタつきと乾燥にこの食品

ホルモンバランスを調えたり、ストレスに負けない体を作る成分や、脂質の代謝や保水力にかかわる成分など、ベタつきや乾燥に働きかける栄養素を積極的に摂りたいものです。 イソフラボン 大豆製品に含まれ、体内で女性ホルモンと似た働きをします。さらに、…

ベタつきと乾燥のケア

ごしごし洗いは禁物 泡で汚れを落とすつもりで、洗顔料をしっかり泡立てやさしく洗いましょう。素肌にやさしい洗顔パフを使うのもおすすめです。汚れが残りやすい小鼻は指先を使って丁寧に。洗顔料のすすぎの腰は肌荒れの原因になりますから、髪の生え際まで…

乾燥

ホルモンバランスが乱れたりストレスを受けると、季節に関係なく、肌荒れが起こります。エストロゲンレベルが低いと、角層の水分保持機能が低下するといわれます。 さらに冷房が乾燥に追い討ちをかけます。戸外では湿度が80%に上昇する一方で、冷房の効い…

大人ニキビ

皮脂の分泌にはホルモンの周期や食生活も関係しています。 生理前にニキビができやすいのは、プロゲステロン(女性ホルモン)が優位になって皮脂が過剰になるのが原因といわれています。脂っこいものだけでなく、甘いものも食べ過ぎると皮脂の分泌が多くなり…

汗と皮脂で起きるべたつきトラブル  

夏の肌の悩みで多いのが、べたつき。気温が上がることで皮脂がやわらかくなり、毛穴から流れ出しやすくなり、汗も混じってベタベタになります。 皮脂と汗でできた皮脂膜は、本来、肌を保護する役割を果たしますが、多すぎリとテカリや化粧崩れなどのトラブル…

美白を守る日焼けケア

TPOにあわせて日焼け止めを選ぶ SPF(主にUV-Bを防ぐ指数)やPA(UV-Aを防ぐ指数)は高ければいいというものではありません。SPFの高いものは肌への負担が大きいものもあるので、TPOにあわせてセレクトしましょう。 日常生活・・・SPF5-20 PA+ スポーツやレジ…

肌色メラニンを増やす 

肌の色は色の薄い肌色メラニンと色の濃い黒色メラニンのバランスで決まります。肌の色が黒ずんだりシミが目立つのは、黒色メラニンが過剰な状態です。白く透明は肌を保つには、肌色メラニンを増やすこと。そのカギを握っているのがグルタチオンという抗酸化…

日焼け対策の食品

肌色メラニンの生成に役立つグルタチオンを増やしたり、老化の原因ともなる活性酸素に負けない体をつくるため、毎日の食事で体の中から日焼けをケアしましょう。 ビタミンC 活性酸素やできてしまった黒色メラニンに働きかけるほか、UV-Aでダメージを受けたコ…

ストレスや食生活での対策

肌にはストレスは禁物です。ストレスは黒色メラニンをつくるメラノサイトを過剰に活性化させ、シミのもとになります。 ストレスを発散させるとともに、食生活の工夫も肌ケアの基本です。黒色メラニンの沈着を抑えて、肌色メラニンの産生に働きかけたり、スト…

UVケア

老化の原因の約8割は紫外線にあるといわれていますが、シミの中で紫外線の影響を受けやすいのが、老人性色素斑という頑固なシミ。老人という名前がついていますが、20代後半から現れます。 別名を日光黒子ともいうように、このシミは、日常的に繰り返し受…

UV-B

一方、UV-Bは皮膚の奥不覚までは届きませんが、水ぶくれを起こすなど、皮膚へのダメージも強力です。 UV-Bがあたると、皮膚では細胞を紫外線から守ろうと、メラノサイトと呼ばれる細胞で黒色メラニン(ユウメラニン)がつくられます。 紫外線などによって黒…

UV-A 

肌にダメージを与える紫外線には波長が長いUV-Aと短いUV-Bがあります。 UV-Aは、肌の奥深く差し込んで真皮層の繊維組織であるコラーゲンやエラスチンを変性させたり破壊します。すると、肌のハリを保っていた繊維の構造が崩れ、肌がたるんだり、深いシワがで…

夏のケア 

紫外線や冷房の乾燥でダメージを受けた肌は、秋、そして冬にまで尾をひきます。こうなると、肌を守る体制が整わないまま、季節による気候の変化に対処しなくてはなりません。 秋や冬をしっとり美肌で迎えるには、夏にしっかりケアをして肌コンディションをと…

トラブルの連鎖 

日焼けやべたつき、乾燥は別々のものと考えがちですが、実は互いに影響しあっています。 たとえば、日焼けをすると、肌の表面近くの角層がダメージを受ける⇒肌のバリア機能が弱まって、うるおいが逃げやすくなる⇒乾燥を招くという具合です。 また、皮脂が酸…

ホルモンバランスの周期

肌ケアの基礎知識として知っておきたいのが、ホルモン周期と肌の関係。生理中は皮脂の分泌が低下して乾燥気味のため、保湿が大切です。 生理を過ぎてエストロゲンが造花するとコラーゲンやヒアルロン酸の生成が促され、肌はほどよくうるおいを保ちます。とこ…

日焼け対策だけではダメ

夏の肌の悩みといえば、紫外線による日焼けや皮脂や汗によるべたつきですが、意外な敵は乾燥です。 確かに日本の夏は平均湿度が70〜80%にまで上昇しますが、年々、猛暑が厳しさを増す中、一日中冷房のきいた室内で過ごす人が増えています。ところが、冷…

季節要因 

夏になると、日焼けはもちろんのこと、いつもより化粧崩れを早く感じたり、ベタつきやテカリが気になったり、逆にかさついたりしませんか? 肌の状態は一年中同じではありません。湿度や気温などの気候条件、生活環境によって変化するもの。この季節の肌の悩…

食事での摂取

毎日の食事で鉄や亜鉛をしっかり摂るために、食生活はどのような点に気をつければいいのでしょうか。 鉄や亜鉛を多く含む食品をとる 鉄が豊富な食品・・・レバーや肉類、ヒジキ、ホウレンソウなど。 亜鉛が豊富な食品・・・牡蠣、帆立貝などの魚介類、豚レバ…

コメと亜鉛

亜鉛も鉄と同じように、体内では合成できないため、食事から摂る必要があります。 亜鉛も吸収されにくいミネラルですが、日本人は米から摂取するため、亜鉛不足になりにくいとされてきました。ところが、ダイエットのためにご飯を減らすなどの理由で摂取量は…

日本人女性の鉄不足 

鉄は広い年代で不足しているといわれ、特に女性はほぼ前年代で実際の摂取量が推奨量を下回っています。女性が鉄不足になりやすいのは、月経での出血や妊娠・出産で多くの鉄が失われるからです。 鉄は体内で合成できないため、食事から摂取する必要があります…

亜鉛は新陳代謝やエイジングケアに役立ちます

亜鉛は、体内のあらゆる細胞に存在しますが、たんぱく質やDNAなどの合成に深くかかわっており、新陳代謝が活発なところでたくさん必要とされます。つまり、肌や髪、詰めに欠かせないミネラルなのです。 また、ビタミンCとともにコラーゲンの生成に働いて美肌…

鉄や亜鉛不足は肌や爪のトラブルのもと

鉄は、血液中の酸素を運搬する赤血球中のヘモグロビンを形づくっている成分。一方、亜鉛は200種類以上の酵素をつくる必須成分です。どちらも私たちが生きていくために重要な役割を果たしていますが、肌や髪、爪を美しくキープするためにも、とても大切な…

 紅麹

麹とは、穀物や豆などを蒸したものにコウジカビと呼ばれる食品発酵に有効な菌を繁殖させたもの。日本の酒・醤油・味噌など、麹を用いた発酵食品は、東洋独自のものといわれています。 紅麹とは、麹菌の一種です。味噌や醤油、日本酒に用いる黄麹や、もろみ酢…