花粉症と運動
体を動かすと、血流がよくなったり熱産生が高まったりして免疫細胞の働きが活発になります。
・軽い運動を毎日の習慣に
1週間に一度激しい運動をするよりも、軽い運動を毎日行うほうが免疫力アップにつながります。血流の悪いところがあると血液中の老廃物が流れずにたまっていき、コリとなって現れます。運動はコリの解消にも役立ちます。
激しすぎる運動をするとストレスホルモンが過剰に分泌され、免疫力が低下。実際、ハードなトレーニングをするアスリートは一般の人よりも免疫力が低下しやすいことが知られています。
<家の中でできる簡単タオル体操>
寒い日や雨の日でも関係なくできる運動をご紹介します。
タオルを両手で持つことでバランスがとりやすくなり、転倒を防ぐことができます。各運動を5~10回繰り返します。
・背筋伸ばし
両足を肩幅ぐらいに開き、両手でタオルの端を持ちピンと張ったら、ゆっくりと両手を持ち上げます。脇を伸ばすことを意識して。
寒いとつい背中を丸めがち。両手を大きく上げて姿勢を正して。腕の大きな動きにより上半身全体もほぐれます。
・肩のばし
タオルを持った両手を上げたら片方の腕を曲げ、もう一方の腕はタオルを引っ張るようにして斜め下におろします。
肩周辺の筋肉を伸ばすので、肩こり解消に最適です。背中もまっすぐにして行うので姿勢を正すこともできます。
・ウエストねじり
両足を肩幅くらいに開き、両手でタオルの端を持ったら腕を伸ばしたままムネの高さまで上げ、上半身をねじります。
お腹の横の筋肉だけでなく、肩周辺の筋肉も鍛えることができます。ウエストをすっきりさせる効果も。
・タオルはさみ
イスに浅めに腰かけて両足を閉じ、丸めたタオルを両ひざの間に。ももの内側の筋肉に力を入れて両ひざを内側に閉じます。
ももの内側の筋肉は体のバランスをとったり、股を開いたりする場合に重要な役割を果たします。背中を伸ばして行って。