夏バテ

ワサビ

ワサビの絡み成分イソチオシアネートには強い殺菌力があり、寄生虫も死なせるといわれます。 イソチオシアネートは、すりおろすことで発生する刺激性のガス。ワサビが鼻にツーンとくるのはそのためです。揮発性なので食べる直前におろすといいでしょう。また…

ターメリック

ターメリックは、カレーに使われるのが一般的ですが、料理の着色や香り付けに広く用いられるスパイス。黄色い色素のクルクミンは消化を助け、胃を元気にするほか、肝臓の健康のみ役立ちます。また、抗菌作用も知られます。 ターメリックは東洋ではウコンとい…

+酢

バルサミコ酢で魚や肉のソテーにぴったりのソースをつくりましょう。調理後のフライパンにバルサミコ酢を少し多めに加え、とろみがつく程度まで煮詰めます。酸味がまろやかになり、甘くおいしいソースのおかげで食がすすみます。 フルーツとも好相性なので、…

ショウガ

薬味や煮魚など、和食でも広く使われるショウガ。中華料理では肉や魚のにおい消しとして多用され、殺菌作用でも知られます。 辛味成分のジンゲロンには、体を温めたり発汗を促す働きがあるので、冷房対策や暑さ対策におすすめです。内臓の働きを活発にするの…

クローブ

別名を丁字と呼ばれるインドネシア原産の植物のつぼみを乾燥させてスパイスにしたものです。 刺激的な香り成分オイゲノールが肉の臭みを消すほか、高い抗菌性があるため、肉料理や肉の保存に適しています。ホールはブロック肉にさし、挽肉には粉末を練りこみ…

コショウ

コショウの辛み成分のピペリンやシャビシンには胃液の分泌を促して消化を助け、食欲を増進させる働きがあるほか、発汗作用や抗菌作用もあります。 また、沖縄本島や先島諸島では、コショウの仲間のヒハツの実を用いたり、葉を食用にしています。ヒハツの絡み…

トウガラシ

日本でタカノツメの名前でもおなじみのトウガラシ。絡み成分のカプサイシンが交感神経を刺激し、脂肪細胞に蓄積されている脂肪の燃焼を促し、エネルギーへと変換しやすくします。 また、胃液の分泌を促して食欲を増進させます。ただし、刺激が強く、摂りすぎ…

スパイス

暑いときには、カレーやエスニック料理など、辛いものやスパイシーな料理を食べたくなります。スパイスの味や香りは、食欲をそそり、薬効が認められているものも多く、漢方薬などに使われているものもあります。 また、インドや東南アジア諸国など、暑い国で…

リンゴ酢

リンゴ果汁をアルコール発酵及び酢酸発酵してつくる果実酢。アメリカでは一般的な酢で、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸、アミノ酸、ミネラルが豊富です。 さっぱりした酸味と、リンゴの香りがフルーティー。マリネやサラダに使うほか飲料としても楽しめます。…

梅酢

梅を塩漬けにしたときに揚がってくる液体が、梅酢です。梅の成分がたっぷりふくまれているため、ポリフェノールをはじめ、天然アミノ酸やカルシウム、鉄分などのミネラル、クエン酸やリンゴ酸などが豊富なのが特徴です。 梅酢を加えてうがいをすると殺菌効果…

発芽玄米酢

発芽玄米を醸造してつくったすが発芽玄米酢です。玄米に含まれるたんぱく質が酵素によって分解され、アミノ酸などのうまみ成分をうみだしています。 米酢と同様に酢酸を多く含み、血管を広げて血圧の低下に役立ちます。このほか、発芽玄米に多く含まれるギャ…

黒麹もろみ酢

沖縄の米焼酎”泡盛”の製造過程でできる黒麹もろみをしぼり、ろ過してつくられます。酢酸発酵させない点が食酢との違いです。 黒麹もろみ酢は一般的な食酢が酢酸を主成分とするのに対し、クエン酸が主成分となっています。クエン酸には血液をサラサラにする働…

バルサミコ酢

ワインとブドウ果汁を煮詰め、木樽で熟成させた、北イタリアの果実酢。アミノ酸やクエン酸を豊富に含んでいます。 独特の香りと濃厚な甘酸っぱい味が特徴です。サラダにかけたり、肉料理などのソースや煮込み料理の味付け、さらにはデザートのトッピングなど…

暑くて食欲がないときにも、すっぱい料理は口の中がさっぱりして、はしが進みますね。酢の風味のある酸味が嗅覚や味覚を刺激して唾液や胃液の分泌を促し、食欲も増進させます。 酢の主成分である酢酸は、疲労物質である乳酸の発生を抑えたり、できてしまった…

砂糖

疲れると甘いものを食べたくなるのは、体の自然な反応です。 砂糖の成分はほとんどがサトウキビや甜菜を原料とするショ糖。穀類などに含まれるでんぷんに比べて消化吸収がはやく、すぐにブドウ糖になるため、疲労時に即効性のあるエネルギー源になります。 …

塩の主成分である塩化ナトリウムは、生命の営みに必須の働きをもっています。 ナトリウムは体液の中にあり、カリウムと対になって水分量を適切なバランスで維持する作用があるほか、神経の刺激伝達や筋肉の弛緩にも関わっています。また、胃液などの消化液の…

夏ぶとり

暑くて食欲がないのに、なぜか体重が増えていたり、人から太った?といわれたり・・・そんな経験はありませんか? 夏の肥満の原因の一つは、清涼飲料水の飲みすぎです。冷たい飲み物は甘さを感じにくいので、思ったより多くの糖分が含まれているのに気付かな…

スタミナ

夏の疲れ対策には、なんといっても、暑さで食が細くなるのを防ぐこと。スパイシーな料理や、酢をきかせたサッパリ味の料理など、食が進む工夫をしましょう。 また、バランスのとれた栄養素をたぷり含むものを摂取するのも効率的。おすすめは、働き蜂の40倍…

コエンザイムQ10

注目の成分コエンザイムQ10は、エネルギーを産生するためにも欠かせません。私たちの細胞では、ミトコンドリアで栄養素が年少し、エネルギーが作り出されています。コエンザイムQ10はミトコンドリア内に多く存在し、エネルギーを産生するために重要な役割を…

カルシウム

カルシウムは、ストレスに働きかけるミネラルです。夏の暑さは大きなストレスとなるため不足しがちです。また、汗をかくことで体内のかるしうむは失われます。血中カルシウム濃度が一定量より低下すると、骨からカルシウムが溶け出すので、体にも負担になり…

ビタミンE

アーモンド、ウナギ、カボチャ、植物油、アボカドなどに多く含まれるビタミンE.エイジングケアの観点から注目されていますが、血のめぐりへのかかわりも知られています。冷房による冷え、むくみ、だるさが気になる人は、ぜひ意識して摂取したいビタミンです…

アリシン

スタミナ料理といえば、ニンニクを思い浮かべる人も多いでしょう。ニンニク、ニラ、ネギなどのにおい成分のアリシンは、エネルギーづくりや疲労回復に欠かせないビタミンB1の吸収を高め、その働きを持続させる機能が知られています。それは、ビタミンB1(チ…

ビタミンC

赤ピーマン、ブロッコリー、ゴーヤなどの緑黄色野菜や、レモンなどの果物に豊富なビタミンCは、暑さやストレスなどへの抵抗力をつけるために大切です。日々、汗や尿で失われてしまう水溶性のビタミンなので、毎日、こまめに摂取するように心がけましょう。→ …

ビタミンB群

ビタミンB群はエネルギーを生み出すために必要な栄養素です。 中でもビタミンB1は、糖質や疲労物質の代謝に欠かせません。ビタミンB1が不足すると、エネルギー産生がうまくいかず、体に脂肪がたまったり疲労の蓄積を招きます。豚肉、レバー、カツオ、ウナギ…

たんぱく質

大豆製品や卵、乳製品や肉、魚介類など、様々な食品に含まれるたんぱく質は、疲労回復に不可欠な栄養素。筋肉のほかホルモンや神経伝達物質の剤郎となって、自律神経の調節を助けます。また、免疫力も高めるので、冷房による温度差などの肉体的なストレス対…

食事

パワーの源は、やはり食事にあります。一日三食、バランスのとれた食事をしっかり食べて、必要な栄養素を摂取することが、暑さや温度変化に負けない体作りにも役立つのです。 特にエネルギーの産生を助ける栄養素を意識して食卓に取り入れると、夏の疲れには…

暑さのでどころ

年々、日本列島では暑さが厳しくなる一方です。1990年代から最高気温が35度以上の日が増加。最高気温が25度以上の夏日、30度以上の真夏日に加え、昨年から35度以上の日を猛暑日とすることになりました。猛暑日元年の昨年も記録的な暑さ。ペルー…

発汗

汗はベタベタして気持ち悪い、と思うかもしれません。しかし、汗をかくことは上手に体温調節をして暑さに強くなること。また、自律神経の働きを正常に保つためにも必要なことです。 適度な運動などで汗をかくのが効果的ですが、忘れてはいけないのが水分補給…

水分補給

運動中に水分補給をするとき、何を飲んだらよいのでしょうか。 30分〜1時間程度の運動なら水で構いませんが、1時間以上の運動には、水分に加え、エネルギーや汗と一緒に失われるナトリウムやカリウムなどのミネラルを補給することも必要です。 また、運動中…

快眠

疲れを翌日に残さないために、睡眠は大切です。心地よい眠りは体だけでなく心の疲れも取り除き、パワーの源になります。 冷房も上手に活用して、質のよい眠りを得られるようにしましょう。 私たちの体には、体内時計があります。午前中にしっかり日光を浴び…