関節のおかげ

 
 私たちが体を曲げたり伸ばしたりできるのは、骨と骨のつなぎ目にある関節のおかげです。
 骨と関節のまわりは骨格筋という筋肉に覆われていますが、骨格筋の端は腱を介して骨に付着しており、骨格筋を収縮・弛緩することで、骨格を動かすことができます。
 このとき、硬くざらざらした骨と骨の間に滑らかな関節軟骨があるおかげで、摩擦もなくスムーズに動かしつづけることができるのです。
 また、関節は衝撃を吸収するクッションのような役目も果たしています。特に、ひざの関節は、立ったり、歩いたり、階段を上ったり、日常動作で体重の数倍の力がかかります。
 私たちが毎日、様々な日常動作をすることができるおんは、関節のおかげなのです。

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