暑さが苦手だからといって、冷房の効いた室内にばかりいては、さらに暑さに弱くなってしまいます。
暑いとき汗をかくのは、体温を調節するため。汗が蒸発するときに熱を奪い、体温を下げています。しかし、冷房の効いた室内で過ごして汗をかかない生活を続けていると、汗腺の機能が低下し、汗をかけなくなるのです。
また、体温の調節をはじめ、脈拍や呼吸、消化活動など、人体は自律神経にコントロールされています。逆の働きを行う交感神経と副交感神経が対になって、体の機能を調節しているのです。
ところが、冷房の効いた室内と猛暑の屋外の激しい温度差にさらされると、自律神経の働きが乱れ、体の不調を招きます。
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