2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

猛暑日と熱帯夜の増加

日本の夏は年々、暑さが厳しさを増しているといわれ、最高気温が30度以上の真夏日が増えています。特に目立つのが、最低気温25度以上の熱帯夜の増加です。 横浜の真夏日と熱帯夜の日数を見ると、真夏日に比べて、熱帯夜の増加が著しく、夜、気温が下がり…

食欲不振と栄養不足

暑さで食欲が減退→食事量が減少→栄養素の不足→夏ばて これが典型的な暑さバテですが、加えて、夏にありがちな食習慣も、暑さバテの原因になります。 例えば、冷たい飲み物をがぶ飲みすると、胃が冷えたり、胃液が薄まって、栄養素の吸収力が低下。さらに、甘…

現代の夏バテ事情

まず、夏バテの原因から考えてみましょう。答えは簡単。暑いからでしょ? 確かに、夏ばてといえば、厚さによる食欲減退や睡眠不足が引き金になる「暑さバテ」のことでした。 ところが現代は、過剰な冷房や室内と外気との温度差による自律神経の乱れが引き起…

ヒドロキシチロソール

モクセイ科の植物に含まれているヒドロキシチロソールには、グルタチオンの産生を促して色素沈着(シミ)を改善する作用があるとして、注目されています。 その効果を調べる臨床試験では、シミの悩みをもつ20歳代から50歳代の健常な男女51名を対象に、…

グルタチオンを増やす

まずは、体内のグルタチオンを減らさないための努力を心がけましょう。一番有効なのは、紫外線にあたらないことです。肌の老化を防ぐ最大の防御法は、紫外線に当たらないことなのです。 日焼け止めクリームやファンデーションなどによる保護や、長そでの衣類…

グルタチオンの合成量

グルタチオンは抗酸化物質なので、病気などで酸化ストレスを受けているときには、体内量が低下することが知られています。また、加齢によっても低下します。 皮膚の紫外線のあたる部位とあたらない部位で、年齢によるグルタチオン量を比較してみると、加齢に…

肌色メラニンをつくる

実は、黒色メラニンも肌色メラニンも、同じメラノサイトの中でつくられています。では、なぜ黒色メラニンがつくられたり、肌色メラニンがつくられるのか。2種類のメラニンを作り分けるカギを握っているのは、グルタチオンという物質です。 グルタチオンは、…

紫外線による害を体内から防ぐ

皮膚の表皮は、ほぼ28日周期で細胞が生まれ変わっています。このため、日やけによって一時的にメラニンの生成量が増えても、時間がたつと皮膚の新陳代謝によって、垢と一緒にはがれおちます。そして、徐々に日やけする以前の状態に回復します。 しかし、強…

紫外線によるダメージ

紫外線をたくさん浴びると、皮膚の内部では多量の活性酸素が発生して、細胞や組織がダメージを受けます。 皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層からできていますが、紫外線(UVA)は表皮を通過して、真皮まで到達します。それにより発生した活性酸素が、コラーゲ…

紫外線について

紫外線は波長の長さによって UVA,UVB,UVCに分けられます。一番波長の長いUVAはオゾン層に吸収されることなく地表に届きます。UVBはオゾン層の増減によって、地表に届く量が左右されます。一番波長の短いUVCは、オゾン層に吸収されるので地表には届きません。…

運動

厳しい暑さの中、動きたくなくなるものですが、やはり運動不足はよくありません。 動くことで体の新陳代謝が盛んになり、血の巡りもよくなります。また、汗をかくことで能動汗腺の働きも活発に。適度な運動は津さに負けない体作りにかかせないのです。 しかし…

食物繊維

便秘解消のカギを握る食物繊維。ほとんど消化吸収されないため、大腸まで届いて便の材料となり、水分を含んで理想的な便をつくるのに役立ちます。また、水溶性の食物繊維は腸内の善玉菌のエサにもなるので、善玉金を増やし悪玉菌の繁殖を抑える効果も。さら…

 冷房の温度 

冷房は何度に設定していますか? オフィスビルや電車は、上着を着た状態を想定しているため、女性にとっては寒く感じるほどです。これでは、体は夏モードに切り替りませんし、室内外の温度差は激しくなるばかり。 温度差を小さくし、冷房バテから身を守るに…

乳酸菌

ヨーグルトや納豆などの発酵食品に多くふくまれている乳酸菌。これらの食品を毎日とることで腸内環境をととのえる善玉菌はある程度増えますが、これだけで十分に摂取するのは難しいもの。サプリメントで補うのもよいでしょう。→ Marron Health Club サプリメ…

オリゴ糖

オリゴ糖は糖の一種で、消化吸収されずに大腸まで届いてビフィズス菌のエサとなります。エサを得たビフィズス菌は増殖して、腸内細菌のバランスを改善します。オリゴ糖には、野菜類にふくまれているフラクトオリゴ糖、大豆にふくまれている大豆オリゴ糖、味…

酸化マグネシウム

マグネシウムには、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、塩化マグネシウムなどがあり、医薬品の便秘薬にしようされているものもあります。なかでも酸化マグネシウムは2004年から食品にも使えるようになりました。酸化マグネシウムは腸管で吸収されにく…

おなかにいいもの

腸内環境をととのえて快腸快便を目指すためには、生活習慣の見直しとともに、毎日の食事が肝心です。 健康的なウンチの70-80%は水分で、残りは食べ物のカスが中心。食べ物のカスのほとんどは、人間が消化吸収できない食物繊維ですが、ほどよく水分を含む便の…

便秘の原因と対策

食物繊維の少ない食事、運動不足、ゆっくり確保できないトイレタイム、女性の体の特性など、便秘の原因は様々。どれかひとつに限らない場合も多いので、排便リズムを乱している原因を見直し、対策を立てていきましょう。 生活習慣の乱れ 大腸の働きは、自律…

病気と便秘

これまで便秘には縁がなかったのに、キュウに便秘が続くようになった。便秘と下痢を交互にくりかえす。便の色や形、のいが変わったなど、排便のようすが変化したときは要注意。単なる習慣性の便秘ではなく、背後に大腸がんなどの腸の病気が隠れている可能性…

理想的なウンチの条件

ウンチは体調を知らせてくれるバロメーター。理想的なウンチがでれば、排便にトラブルがないばかりか、腸が健康な証拠。排便時にはウンチの形や色、においをチェックしてみましょう。バナナタイプ 健康なウンチの70-80%は水分。適度に水分を含んでいるウンチ…

便秘と腸

便秘が続くと腸内は悪玉菌が優勢となり、有害物質を作り出します。湯外物質は腸壁から血液中に移行して全身をめぐるため、吹き出物ができたり、顔色の悪さやくすみといった肌トラブルを招くことに。実年齢よりふけてみられてしまうことにもつながります。 ま…

生活習慣と便秘

大腸の機能が低下して起きる便秘には、生活習慣が大きくかかわっています。そのひとつが、食事の欧米化。伝統的な和食は、野菜、イモ、キノコ、海藻などから、食物繊維を十分に補うことができますが、肉類中心の食事やファーストフードなどでは、便を形作る…

慢性便秘 

大腸は長さ約1.5mの臓器。栄養が吸収されて小腸から送り込まれた粥状の内容物の水分を吸収して便が形作られます。 そのあとに大腸は、蠕動運動といううごめくような動きで、便をリズミカルに先送りします。ところが、大腸の働きが低下すると、便が大腸内に長…

便秘 

理想的な排便の目安は、少なくとも一日に一回、バナナ状(1本が100gくらい)で2−3本のほどよく水分を含んだ便がすんなりと自然に出ること。毎日、決まった時間に排便できれば理想的ですが、2−3日に一度でも定期的に健康な便が出れば便秘とはいいません…

 吸収されやすい摂り方

さらに、摂り方についても注意が必要。いくら多くのビタミンやミネラルを摂っても、体に吸収されなくては意味がありません。 対策としては、脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K)は、油と一緒に摂ると吸収が高まります。一方、水溶性ビタミン(ビタミン…

摂取バランス

ビタミンやミネラルは、複数の栄養素が互いにバランスを保ったり、連携して働いています。 例えば、ビタミンC、Eは一緒に働くことでパワーを発揮し、ビタミンDとKはカルシウムの働きを助けます。ビタミンB1・B2・B6などは互いにかかわりあって働く…

過剰な冷房

さらに、夏はビタミンをより多く必要とする季節です。暑さに加え、冷房による寒さが原因です。 冷房を効かせ過ぎると、血行が悪くなって冷えや肩こりがおきたり、外との気温差がおおきいために体温調節がうまくいかず、自律神経が不安定になります。 血の巡…

汗と体温の上昇

ところで、暑い夏には体内のビタミンやミネラルがどんどん失われることをご存知ですか? 暑いとたくさん汗をかきますが、発汗によって水分が失われると、ナトリウムやカリウムなどのバランスが崩れ、新鋭伝達がうまくいかなくなります。また、汗と一緒に、体…

食生活の変化

ビタミンやミネラルは人間の体内でつくることができないので、食品から摂取しなくてはいけません。 しかし、土壌や栽培方法、製造方法、流通の変化により、野菜や穀物に含まれるビタミンやミネラルの量は昔に比べて減少傾向にあります。また、多用される食品…

ビタミンとミネラルの重要性

ビタミンには、脂に溶ける脂溶性(ビタミンA、D、E、K)と熱に弱く水に溶け出す水溶性(ビタミンB群、C)があります。食生活では、調理のほうほうや食べ方に注意して、効率よく摂取したいものです。 ミネラルとは、微量ながら、健康を維持していくため…