便秘の原因と対策

 食物繊維の少ない食事、運動不足、ゆっくり確保できないトイレタイム、女性の体の特性など、便秘の原因は様々。どれかひとつに限らない場合も多いので、排便リズムを乱している原因を見直し、対策を立てていきましょう。

生活習慣の乱れ

 大腸の働きは、自律神経によってコントロールされています。しかし、昼夜逆転で夜型の生活を続けていると、生活のリズムが乱れ、自律神経のバランスが崩れることに。さらに、運動不足で適度の刺激が得られなかったり、ストレスで緊張状態が続くと、消化管の機能が低下します。

対策↓
 規則正しい生活を心がける
 ウォーキングなどの運動習慣を
 趣味などでストレスをコントロール

女性の体の特有性

 女性は一般に腹筋が弱いため、便秘になりやすい傾向にあります。また、女性ホルモンのプロゲステロンは胃腸の平滑筋に作用して腸の蠕動運動を抑制。さらに、プロゲステロンは消化管運動を高めるホルモン(モチリン)の分泌を抑制して、二重に大腸の蠕動運動を低下させてしまいます。

対策↓
 適度な運動で腹筋を鍛える
 月経前や妊娠中は特に便秘になりやすいので、普段よりも食生活に注意。シャワートイレなどを使用して排便を促す。

食生活の変化

 便は、大部分が食事から栄養を吸収したカスからつくられるので、弁のもとになる食物繊維が不可欠。食事が不規則で欠食が多い、ダイエット中で食事量が少ない、ファーストフードやお菓子などの間食が多い、肉類中心の食事など、食物繊維の摂取量が十分でないと、便秘を招きやすくなります。

対策↓
 一日三食をきちんと食べる
 過度なダイエットは控える
 食物繊維を含んだ食品をたっぷりとる
 水分をしっかりとる

排便習慣の乱れ

 朝食をとると、胃腸反射や胃結腸反射が起きて便意をもよおします。ところが、ゆっくり便器に座る時間が確保できないと、排便のタイミングが乱れることに。特に女性は排便に羞恥心をともないがちで、外出先で便意をガマンしていると、しだいに便意を感じなくなって便秘になってしまいます。

対策↓
 起床したら水分をたっぷりとる
 朝食後のトイレタイムを習慣づける
 便意を感じたらガマンせずに行ける環境づくりをする


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