紫外線について
紫外線は波長の長さによって UVA,UVB,UVCに分けられます。一番波長の長いUVAはオゾン層に吸収されることなく地表に届きます。UVBはオゾン層の増減によって、地表に届く量が左右されます。一番波長の短いUVCは、オゾン層に吸収されるので地表には届きません。近年オゾン層の減少によって、地表に届く紫外線量が増加し、肌に対する害も増加することが懸念されているわけです。
UNEP （国連環境計画）の推算によると、オゾン層が１％減少すると地表に届く紫外線(UVB)が２％増えて、その結果、人間や動物の皮膚癌や免疫機能の低下による感染症などが３〜６％増加すると予測されています。
