スキンケア

体内ケア

体の内部からのケアとしては、ふだんからビタミンCやビタミンE、カロテノイドやポリフェノールなどの抗酸化パワーの優れた栄養素や、グルタチオンの産生を高める成分を積極的にとりたいものです。栄養バランスのとれた食事は、紫外線対策でも基本となります…

曇りの日の外出

何といっても、紫外線を浴びないことが、肌の老化を防ぐ最大の防御法です。 日中の外出は、紫外線量の多い時間帯を避け、出かける場合は、日焼け止めやファンデーションによる保護や長そでの衣類、帽子、日傘などをお忘れなく。曇っていても晴天の約6割の紫…

グルタチオン

黒色メラニンも肌色メラニンも、同じメラノサイトの中で作られています。では、黒色メラニンと肌色メラニンはどのようにして作り分けられているのでしょう。作り分けるカギはグルタチオンという物質が握っています。グルタチオンは抗酸化物質の一つで、私た…

メラニンのバランス

サイトカインによってメラノサイトがつくられ、活性化すると、細胞内ではメラニンが生成されます。 一口にメラニンといっても、色の濃い「黒色メラニン」と、色の薄い「肌色メラニン」の2種類があり、2つのメラニンのバランスによって、肌の色の傾向が決ま…

初期段階での炎症

メラノサイトはどのような仕組みでメラニンをつくるのでしょうか。 メラニンができる仕組みをさらに詳しく見ていくと、紫外線を浴びた初期段階からダメージを受け取、トラブルのもととなっていることがわかります。 紫外線があたると、まず肌の表皮ではメラ…

メラニン

またUV-B は皮膚の奥までは届きませんが、メラノサイトという色素細胞を刺激して、メラニンをつくらせます。日焼けすると肌色が一時的に黒くなりますが、これは紫外線が皮膚の奥まで届かないよう、メラニンで防御しようとしているのです。 もともと皮膚の表…

紫外線

シミや色素沈着の原因はホルモン、ストレスなどさまざまですが、その70−90%は紫外線だといわれています。 大量の紫外線を浴びると、皮膚の内部で多量の活性酸素が発生し、細胞や組織にダメージを与えます。 肌にダメージを与える紫外線には主に波長の長…

メラニン

またUV-B は皮膚の奥までは届きませんが、米良のサイトという色素細胞を刺激して、メラニンをつくらせます。日焼けすると肌色が一時的に黒くなりますが、これは紫外線が皮膚の奥まで届かないよう、メラニンで防御しようとしているのです。 もともと皮膚の表…

活性酸素を消去する成分

これらの光老化は、紫外線によって派生した活性酸素や過酸化脂質が主な原因。皮膚にはもともとグルタチオンやスーパーオキシドジスムターゼなどの抗酸化酵素が存在して、紫外線によるダメージを跳ね返していたのが、紫外線を浴びすぎた結果、こうした抗酸化…

光老化の傷痕

年齢を重ねると、皮膚は薄くなっていきますが、紫外線を長年にわたり浴びていた部分は、紫外線を反射・吸収・散乱するために、逆に皮膚が厚くなります。また、年齢によるシワはちりめん状の細かいものですが、光老化によるシワは深い線状のもので、皮膚を構…

光老化とは

人の見かけの年齢は、顔に表れたシミやシワ、たるみなどに大きく左右だれるもの。これらは単に加齢のせいと思われがちですが、若くしても、紫外線にあたらない上腕の内側の皮膚と顔の皮膚を比べてみると、明らかに顔のシミやシワが多いことがわかります。こ…

皮膚の新陳代謝の促進

皮膚の新陳代謝をスムーズにすることも、結果的に黒色メラニンを薄くすることにつながります。L−シスチンには、肌色メラニンを生成するだけでなく、新陳代謝を高める働きもあります。またビタミンCなども、できてしまった黒色メラニンを薄くする上、その生…

アーティチョークエキス

紫外線があたると、表皮で炎症を起こすサイトカインと呼ばれる物質が発生。これがエラノサイトを活性化したり、メラノサイト自体を増やすよう働きかけ、紫外線ダメージの発端となります。アーティチョークエキスには、メラノサイト数の増加を抑制する働きが…

ヒドロキシチロソール

L−シスチンが細胞内に取り込まれるのを助け、グルタチオンの生成を効果的に高めると近年注目されている成分が、オリーブの葉に含まれるヒドロキシチロソールです。高い抗酸化力を持つのが特長で、その作用はビタミンCの10倍、さらに細胞による黒色メラニ…

L−シスチン

日焼けからの回復を早くするには、できるだけ黒色メラニンの発生を抑えることが肝心です。アミノ酸の一種L−シスチンは、グルタチオンの材料となるもの。体内のグルタチオン量が増えれば、肌色メラニンも増えて、自然と本来の肌の色を取り戻せます。→ サプリ…

グルタチオン

メラニンには、黒色と肌色の2種類があります。どちらも同じメラノサイトの中で作られますが、体内に存在するグルタチオンという抗酸化物質も少なくなると、黒色メラニンが多く作られてしまいます。これが色素沈着が起こる、もうひとつの大きな原因です。グ…

シミ

もともと表皮は約28日周期で新しく生まれ変わっています。そのため、紫外線を浴びたメラニンが増えても、新陳代謝によってはがれおち、元の肌色に戻るのが普通。ところが、加齢などによって新陳代謝が悪くなったり、日常的に紫外線を繰り返し浴びつづける…

日焼け

体の最外層を覆う皮膚は、体外からの様々な刺激に対する防衛機能を持っています。例えば皮膚の色の決め手となるメラニン色素を精製するメラノサイト。これが、多量の紫外線を浴びると活性化して、通常の何倍もの黒色メラニンを作り出します。その結果できた…

UV-B

皮膚の表層で水ぶくれを起こすなど、皮膚へのダメージが強力なのがUV-B。これがあたると、皮膚では細胞を紫外線から守ろうと、メラノサイトと呼ばれる細胞で黒色メラニンがつくられます。この状態がいつまでも続き黒色メラニンが増えすぎたり、加齢などによ…

UV-A

肌の奥深く差し込んで真皮層の線維組織であるコラーゲンやエラスチンを変性させたり破壊します。すると、肌のハリを保っていた線維の構造が崩れ、肌がたるんだり、深いしわができてしまいます。→ サプリメントのページ→ スキンケアのページ

紫外線の種類

太陽の光には目に見える光(可視光線)のほかに、目に見えない赤外線や紫外線が含まれています。紫外線は波長によってA B C の3つに分けられますが、肌にダメージを与えるのは、波長が長いUV-Aと短いUV-Bです。慢性的な紫外線照射は、皮膚の老化を促進して…

太陽光の影響

太陽光のよい影響 明るさ 暖かさ 生体リズムの調整 気分の爽快感 血行をよくする 神経・筋肉の緊張をほぐす 光合成 殺菌、ビタミンDの生成 カルシウムの吸収促進など 太陽光の悪い影響 熱中症を起こす 日焼けを引き起こす DNA損傷 光老化(シミやシワな…

紫外線対策

かつては健康的だと思われていた日焼けが、肌にとっては決して健康的でない状態と認知されるようになったのは近年。なにより美白が気になる叙しえにとては、一生の間に浴びる紫外線量が少ないほど、シミやシワも少ないというのは百も承知のことですが、美白…

大人ニキビ

ホルモンバランスの乱れに働きかける大豆イソフラボンやチェストツリーは、大人のためのニキビ対策として注目されるハーブ。また、過剰な皮脂のヌンピを抑えるビタミンB2・B6を十分にとることは、ニキビだけでなく、肌荒れにも役立ちます。○テアニン ○甘…

乾燥

1gで約6リットルもの水分を抱え込むことができるヒアルロン酸は、肌のハリやみずみずしさを保つのに不可欠。加齢により減少してしまうため、積極的に補いましょう。セラミドは、ヒアルロン酸によって蓄えられた水分が蒸発するのを防ぎます。◎N-アセチルグル…

シミ

オリーブの葉に含まれるヒドロキシチロソールとL−シスチンはシミの原因となる黒色メラニンを作りにくくする一方、肌色メラニンの生成を高めてくれます。また、活性酸素を除去するビタミンCは、美白作用がある成分としても知られています。◎ナイアシン ○ケ…

シワ

大豆サポニンとシリビンの組み合わせは、シワやくすみの原因となる老化コラーゲンの除去に働くといわれています。また、コラーゲンとシリビンのK見合わせは、コラーゲンの合成力を高めてくれます。○活性大豆サポニンB型 ○αリポ酸 ○ビタミンC ○ビタミンE→…

食品で補うコラーゲン

コラーゲンを多く含む食品には、フカヒレや手羽先、鶏皮、軟骨、牛スネ肉などがあげられます。また、ゼラチンは魚の煮こごりなど、コラーゲンを加熱調理し、ある程度まで分解させたものに含まれています。 食品からコラーゲンを補った場合、分子が大きいため…

トリペプチド

コラーゲンが小腸で吸収されるには、3本の長い鎖を切り、アミノ酸が2−3個のジペプチド、トリペプチドになるまで分解する必要があります。 これまでは、分子が小さいほど吸収されやすいと考えられていたので、アミノ酸単体が一番吸収がよいとされていまし…

コラーゲンはアミノ酸の長い鎖

コラーゲンはアミノ酸から構成されたたんぱく質の一種で、アミノ酸が1000個以上つながった鎖が3本まきついたらせん構造をしています。らせんの鎖どうしがさらに巻きついていることで弾力性を作り出しています。 そして、このアミノ酸の鎖1本1本がゼラ…