趣味など、何かに夢中になっているときには周りの雑音も気にならないもの。これは、脳の中で出ている脳波「シータ波」が影響しているのではないかと考えられています。 シータ波は、新生ニューロンを生み出すもとになる脳の幹細胞を活性化させる働きがありま…
脳は活動時にさまざまな電気信号を発しています。これは、測定すると波のような形で記録されるため、脳波と呼ばれています。 脳波の中で、新生ニューロンの増加に関わっているのがシータ波と考えられています。これは、大きい波形の中に、細かい波形が繰り返…
記憶をつくる働きをし、記憶力を高めるもととなる新生ニューロンを増やすには、それが生まれる場所である海馬を鍛えることが有効です。 海馬には、未分化で将来いろいろな細胞になりうる幹細胞があります。このうちニューロンへ分化した幹細胞は、新生ニュー…
りんごの皮をむくときに何をつかっていますか? 包丁でむくときには、海馬とともに記憶力に関係する脳の前頭野に活性が見られ、ピーラーや自動の皮むき器を使うと活性が弱くなるという実験結果が出ています。日々の生活の中でも、できるだけ考えながら手を使…
かつては大人になると、脳細胞は死んでいく一方だから、若いころに比べてどんどん物覚えが悪くなると言われていました。しかし21世紀に入って研究が進み、大人になってからも新しい脳細胞(新生ニューロン)がうまれ続ける、ということがわかってきたので…
つい数分前に見たはずの、テレビ通販の電話番号は思い出せないのに、昔大切に飼っていたペットの名前はすぐ言える、ということはよくあるものです。 実は記憶には、見聞きした情報をそのときだけ保存するワーキングメモリ、数十秒程度のごく短期保存する短期…
そもそも、人が物事を記憶するとき、脳の中では何が起こっているのでしょうか。 脳には120億本以上のニューロン(神経細胞)があり、これらは複雑なネットワークをつくっています。そこに、感覚器などを通して情報が外からはいってくると、脳の海馬という…
住まいの構造に問題がある場合もあります。たとえほんの少しでも、くぼみや段差を作らないよう心がけましょう。とはいえ、完全なバリアフリーに、という意味ではありません。はっきりした段差なら本人も注意するでしょうし、心身の状態によってはリハビリと…
高齢者が転倒しやすい要因として、大きく2つ挙げられます。1つは、膝や腰が曲がり、重心が中央ではなく前よりになっていること。体を支え切れずにふらつき、体勢を整える間もなく斜め前の方向に転んでしまいます。もうひとつは、下肢筋力の低下です。膝を…
米は日本では主食ですが、諸外国では野菜ととらえられているところが多いようです。セロリ、コーン、トマトと米が同列に並びます。 また、ご飯を牛乳と砂糖で煮る・・・と聞くと、抵抗があるかもしれませんが、冷蔵庫で冷やして食べると意外に美味。 是非お…
米目には白米のほか、玄米や胚芽米などがあります。白米の栄養素は主に炭水化物。炭水化物は脳の唯一のエネルギー源なので、減らしすぎると脳の活動に支障をきたしてしまうことも。一膳ずつ1日3回、しっかりご飯をとりましょう。 精米時に落ちる種皮や胚芽…
日本人の脂肪肝の原因は、大半が食べすぎによるものといわれています。 炭水化物は吸収率が高いため、貯蔵されたエネルギー源が余りやすく、それが中性脂肪となって脂肪肝を引き起こします。炭水化物の中でも、果糖は特に吸収率が高く、中性脂肪の量産につな…
脂肪肝の人は、動脈硬化が原因となって発症する狭心症や心筋梗塞、また、糖尿病や高血圧の発症リスクも高まると考えられています。 実際に、脂肪肝の人の血液を血流の状態を観察できるMC−FANという装置を使ってみると、例外なく、ドロドロ状態で、流れ…
脂肪肝とは、肝細胞に中性脂肪が30%以上蓄積した状態をいいます(健康な肝臓では3−5%)。 検診の肝機能検査で、GPT(ALT)の数値が 30IU/L を超えると、肝機能障害と判断され、超音波検査による画像診断で、その原因を探ります。このときに、肝臓…
想像しにくいかもしれませんが、骨も皮膚といった体のほかの組織と同じように、新陳代謝を繰り返しています。その周期は約4カ月。生まれ変わったばかりの骨は、悪玉架橋が少ないので、骨質が良好に保たれています。しかし時間がたつとともに酸化ストレスな…
米目には白米のほか、玄米や胚芽米などがあります。白米の栄養素は主に炭水化物。炭水化物は脳の唯一のエネルギー源なので、減らしすぎると脳の活動に支障をきたしてしまうことも。一膳ずつ1日3回、しっかりご飯をとりましょう。 精米時に落ちる種皮や胚芽…
骨粗鬆症には明らかな原因となる疾患がはっきりしていない「原発性」と、はっきりしている「続発性」があります。「続発性」のおもな原因にはバセドウ病、糖尿病、慢性関節リウマチ、過剰なアルコール摂取、ステロイド剤の服用などがあります。もし骨粗鬆症…
生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、慢性腎臓病(CKD)、慢性肺疾患(COPD)は活性酸素や酸化ストレスのもととなり、骨質を劣化させてしまうので、まずはかからないようにすることが大切。すでに、これらに該当する人は、たとえ骨密度検査で正…
骨の体積の50%はコラーゲン。ならばコラーゲンそのものをサプリメントで摂ったら、骨質がアップする? 残念ながら答えはNO。 コラーゲンを摂っても、体内でアミノ酸に分解されるため、コラーゲンのまま骨に入っていくわけではないのです。たんぱく質と…
適度な運動は、善玉架橋を増やすのに効果的とされています。コンスタントに運動をしている子どものほうが、。そうでな子どもより骨質がよいという報告もあります。毎日少しずつでも、気長に続けることがポイントです。→ Marron Health Club サプリメントのペ…
タバコも体の酸化を進めてしまい、骨をサビさせる一因に。骨の健康を考えて禁煙しましょう。また、タバコを吸う人は抗酸化ビタミンをたくさんとると骨折リスクを抑えるのに役立つという研究発表も。どうしてもやめられない人は、抗酸化ビタミンをしっかり摂…
骨のコラーゲンが酸化すると、悪玉架橋が増え、サビのもとに。酸化を進めてしまう活性酸素を除去するには、抗酸化ビタミンを積極的に摂ることが大事です。代表的な抗酸化ビタミンには、ビタミンC、E,B6、葉酸があります。そのほか、コラーゲンと並んで…
骨質の低下は高齢者だけの問題とはいいきれません。ホモシステインの増えやすさには個人差があり、増えやすさの度合いの素因は遺伝子です。つまり、遺伝子的にホモシステインが増えやすい体質の人は、子どものころから骨質が低下している場合もあるのです。 …
悪玉架橋の正体は、ペントシジンという化合物です。これをふやすおもな要因として、加齢や生活習慣病が挙げられます。これらが発生させる活性酸素や酸化ストレスが、ホモシステインというアミノ酸を増やし、それが悪玉架橋であるペントシジンをたくさんつく…
それでは、どうしたら骨質を良くすることができるのでしょうか。 実は骨質の決めてとなるコラーゲンは、要所要所で架橋の役割を持つ物質によってつなぎとめられています。ところがその物質には善玉と悪玉があり、悪玉が多くなるほどコラーゲンが劣化しやすく…
骨粗鬆症による骨折の特徴は、ごく小さな衝撃で簡単に折れてしまうこと。地面に軽く手をついただけで手首の骨が折れたり、座ろうとしてしりもちをついただけで太ももの骨が折れたりといった例が見受けられます。→ Marron Health Club サプリメントのページ
骨粗鬆症は、骨密度と骨質の状態によって3つのタイプに分けられます。1 骨質劣化型 骨密度は高いが骨質が悪い 2 低骨密度型 骨密度は低いが骨質は良い 3 低骨密度+骨質劣化型 骨密度が低く、骨質も悪い 骨折リスクを、骨密度が高く骨質も良い人と比べる…
あまり知られていませんが、骨粗鬆症を引き起こす原因には、骨量が低下した「スカスカの骨」だけではなく、骨の資質(骨質)も関係があります。 骨は、実は鉄筋コンクリートに似た構造をしています。骨の中に鉄筋のような骨組があり、骨自体が容易に折れない…
骨はからだを形作る土台であり、肺や脳などの臓器を衝撃から守る役割を持っています。大人の場合、約206個の骨が骨格を形成しています。 年齢を重ねてからの骨のトラブルで最も多いのが骨粗鬆症。加齢とともに骨量が減り、骨折しやすくなります。 骨粗鬆…
座席に深く、ひざをそろえて座ります。腹式呼吸で息を吐きながら、おへそを背骨に押し付けるようなイメージでおなかを引き締めます。息を吸いながら少しリラックス。これを数回繰り返します。次に息を吐きながら、きちんとひざを閉じるようにうちももに力を…