栄養は、白米よりも玄米・胚芽米のほうが豊富

 米目には白米のほか、玄米や胚芽米などがあります。白米の栄養素は主に炭水化物。炭水化物は脳の唯一のエネルギー源なので、減らしすぎると脳の活動に支障をきたしてしまうことも。一膳ずつ1日3回、しっかりご飯をとりましょう。
 精米時に落ちる種皮や胚芽には、ビタミンやミネラルが豊富なことから、白米より玄米や胚芽米のほうが、栄養面では、優れています。玄米の食物繊維は白米の6倍、ビタミンB1は5倍、脂質・鉄・リンは3倍、ビタミンB2は2倍もあります。胚芽米はビタミンB1と食物繊維が白米の約3倍です。
 玄米は炊くのに手間がかかるのが最大の難点でしたが、今では中級クラス以上の電気炊飯器なら、たいてい玄米炊飯モードがあります。とはいえ、浸水時間や炊飯時間が長くかかるため、白米ほど調理が手軽とはいえません。
 また、もともと消化がよくない状態ではあるので、しっかりかまないとせっかくの栄養も胃腸でフルに消化・吸収できないので気をつけましょう。
 発芽玄米はこれらの欠点をかなり解消し、早く炊けて消化の面でも優等生。胚芽米は洗うと胚芽が落ちてしまうので、洗わずに炊けるようになっています。

 以前は米の保存といえば米櫃でしたが、現代の常識は冷蔵庫の野菜室。 少し涼しい環境がベターです。袋のままだと乾燥して味が落ちるので、保存用のペットボトルや密封容器に入れ替え、早めに使い切りましょう。目安は精米後2週間です。

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