冷え
食生活同様、冷えに大きく関わるのが生活習慣。冷え防止のためにと行っていることが逆効果なこともあります。 例えば、入浴。熱い湯につかると短時間で体が温まるように感じますが、それは一時的なもの。体を芯から温めるには、ぬるめの湯(38−40℃)にゆ…
ヒハツは、インドナガコショウとも呼ばれ、東南アジアに分布するコショウ科の植物。中国やインドでは、昔から体の冷えを改善する薬として重宝されてきたほか、発汗作用があり、新陳代謝を促す働きもあることから、沖縄では夏ばて予防に適した香辛料として料…
若返りのビタミとして知られるビタミンEには、過酸化脂質の生成を抑えて若々しい血管の維持に役立つほか、末端血管を広げて血液循環を良くする働きがあります。 またビタミンEは、自律神経に関わるホルモンの分泌を行う脳下垂体に欠かせない成分。そのため…
血流改善に役立つ成分いちょう葉は、ヨーロッパをはじめ、世界各国で医薬品として利用されてきたハーブ。特徴成分であるフラボノイドの抗酸化作用が活性酸素発生を抑えて血液をサラサラにするほか、特有物質テンペンラクトンが血小板の凝集を抑えて血栓を防…
そこでまず見直したいのが食生活です。基本は、1日3食バランスよく。熱を生み出すたんぱく質などの三大栄養素と、これらをエネルギーに換えるビタミン、ミネラルをきちんと摂ることが必要です。 これに加え、体を温める大根やごぼうといった冬の根菜類、し…
体は寒さを感じると、末端血管を収縮させ、内臓や脳など生命を維持する大切な器官に優先して血液を循環させることで臓器を守っています。このとき一時的に手足は冷たくなりますが、ある程度の時間がたてば、元に戻るようにも機能しています。「冷え」はこの…
女性の悩みに多い冷え。人の体は寒さを感じると、大切な内臓を冷えから守るために末梢血管を収縮させ、優先的に血液を内臓に循環させます。このため手足の毛細血管には血液が十分に行き渡らなくなり、これが冷えの原因となります。過剰なストレスによっても…
寒いからといって、ただ厚着をすればいいわけではありません。たとえば、靴下を重ねてはくと、足先が締め付けられ、血の巡りが悪くなります。 適度なゆとりがあり、吸湿性のある天然素材のものを選び、おなかや下半身を冷やさないことがポイントです。 たと…
血のめぐりをよくするには、ストレッチやウォーキングがおすすめです。足の指が縮こまると、末梢の血の巡りが悪くなります。ベタ足にならないように正しく歩いたり、足指を刺激するストレッチを取り入れるといいでしょう。また、血の巡りをよくしたり、体を…
入浴には、体を温めるだけでなく、汗をかいて余分な水分を体外に排出し、代謝を高めながら冷えをからだから追い出す効果があります。 38−40℃のぬるめのお湯にじっくりつかるのがポイント。熱いお湯に短時間つかるだけでは、体の表面しか温まりません。ゆ…
優れた生命力をもつイチョウ葉のエキスは10種類のフラボノイドやテルペンラクトンを含み、体のすみずみまで健康に保つといわれています。手足の先など、冷えに悩む人にとって、寒い季節の強い味方になりそうです。→ Marron Health Club サプリメントのペー…
食事の摂り方も大切です。その火のエネルギー源となる朝食は、消化のよい温かいものをいただきましょう。 例えば、スープや味噌汁、おかゆなどをいただくようにして、さらに体を暖める食材を用いるといいでしょう。 朝食に冷たいものや体を冷やすものを食べ…
ニンジン、かぼちゃ、ホウレンソウなどの緑黄色野菜は、ビタミンやミネラルが豊富。ビタミンEは血行をよくする働き、ビタミンCは鉄分の吸収を助ける働きがあるといわれています。→ Marron Health Club サプリメントのページ
薬味やスパイスとして用いられる食品は、血の巡りをよくしたり、胃腸に働きかけるなど、体をポカポカ暖めることで知られています。 例えば、ショウガやニンニク、トウガラシなどは体をあたためてくれます。ショウガは、ジンゲロールやショウガオールなどの辛…
栄養バランスのよい食事が、寒さによる不調に負けない元気な体を作ります。 さらに、血のめぐりをよくしたり、胃腸を元気にするなど、体を暖める働きのある食べ物を意識してとるのがおすすめです。反対に、冷たい食べ物や夏野菜など、体を冷やす食べ物は控え…
寒さによる体の不調は女性だけのものと思われがちです。 女性は体内のホルモン量が変動し、自律神経のバランスを崩しやすく、冷えなどを起こしやすいのは確かですが、男性にも珍しくはありません。 男性も、ストレスや不規則な生活から自律神経のバランスを…
寒さによる不調は、体質だから仕方ないと思っている人も少なくありません。確かに、寒さに敏感な人はいますが、食事や生活習慣を見直したり、体の不調を招く環境的な要因を取り除くよう心がければ、ぐっと快適に過ごせるはずです。→ Marron Health Club サプ…
冷えの原因となる自律神経の乱れには、現代の環境的要因が関わっています。 私たち日本人は、厳しい夏の暑さや冬の寒さで疲れた体を、機構の穏やかな春や秋の間に回復してきました。四季が順調にめぐることで、気候の変化に対応できるからどぉつくってきたの…
指先が冷たくなり、なかなか温まらない、ゾクゾクするなど、冷えを訴える人が増えています。それは、血の巡りに原因があるかもしれません。 人間の体は、内臓の機能を維持するために、自律神経の働きによって、体の中心部の温度が36-37度を保つよう調整され…
水溶性のビタミンCは体内の水分の多いところで働きますから、脂溶性のビタミンEと一緒に摂ると、幅広く抗酸化力を発揮できます。また、ビタミンEは活性酸素を無害化すると効力を失ってしまいますが、ビタミンCによってもとの状態に戻ることができます。…
ビタミンEは脂溶性のビタミンですから、細胞の膜などの体内の脂質部分に存在しています。そこで、細胞膜が活性酸素によって参加されるのを防いでいるのです。 赤血球が活性酸素の攻撃を受けると、膜が柔軟性を失って変形しにくくなります。また、白血球は接…
イチョウ葉エキスは、色づく前のイチョウの青葉から不要な成分を取り除いて精製したエキス。ヨーロッパでは1970年代から、血液循環を改善する医薬品として広く使われています。 イチョウ葉エキスには、植物の色素成分のひとつで、活性酸素の働きを抑える…
冷え切った体の血行を高めるのには、入浴が一番。お風呂に入っているときに、身体が冷えている人はいませんよね。身体をよく温めれば、血液循環も高まります。 そして、冷えやすい部分の保温。厚手のソックスや手袋などで、冷えやすい部分をまもってください…
血液の流れやすさは、血管の状態ばかりではなく、「血液の性状」によっても大きく左右されます。 血液は液体成分のほかに、赤血球、白血球、血小板などの固形成分を含んでいます。 摂家急は比較的大型の血球ですが、柔軟な膜に包まれているので、毛細血管を…
「下半身が冷えているのに、顔がほてる」や「急に手足がほてる」といった経験はありませんか? 通常、私たちの身体は、暑い時は血管を広げて汗とともに熱を逃がし、寒いときには血管を縮めて熱を逃がさないようにして、体温を一定に保っていますが、これらは…
血行不良を起こす原因には、「血管の収縮」「血管内腔の狭窄」「血液性状の変化」があります。 「血管の収縮」は、文字通り血管がキュっと縮んでしまう状態です。 血管の拡張や収縮は、それぞれを促す物質によって調節されてます。血管の拡張を促す因子に一…
血液は、心臓がギュッと収縮する圧力で全身に送られます。反対に、血液を身体の末端から心臓に戻すのは主に筋肉の仕事。筋肉が収縮することによって、血液を心臓まで戻す仕組みになっています。 寒い場所にずっと立っていると、心臓よりも低い位置のけつえき…
ひえは本人にはつらい症状かもしれませんが、それ自体が何かの病気につながりやすいというものではありません。 それよりも、冷えを招いている血行不良のほうが問題です。さまざまな原因から血行不良は起きますが、その大元の原因によっては、血管が詰まりや…
冷えを感じる度合いは個人差があります。自分の身体がどれくらいひえているかチェックしてみましょう。□ 手足がいつも冷えている □ 寝るときは靴下をはかないとつらい。もしくは電気毛布や湯たんぽなどがかかせない。 □ 低血圧(最大血圧が100mmHg以下) □ 夏…
「冷え」は自覚症状が中心で、冷えの度合いを検査数値などで客観的に示すことができないので、定義が難しいものです。ご自身で冷えがひどいと思っていても、他人が手足に触れて温かく感じられるのなら、これは冷えとはいえません。逆に、まったく自覚症状が…