イチョウ葉エキスの効能

 イチョウ葉エキスは、色づく前のイチョウの青葉から不要な成分を取り除いて精製したエキス。ヨーロッパでは1970年代から、血液循環を改善する医薬品として広く使われています。

 イチョウ葉エキスには、植物の色素成分のひとつで、活性酸素の働きを抑えるフラボノイドが10数種類含まれています。

 中でもテルペンラクトンは、イチョウ葉にしかみられない物質。血小板どうしを固まらせる働きのある物質(血小板活性化因子)の作用を抑制して、血流をさまたげる血栓をつくりにくくさせます。

 また、活性酸素は血管を広げる働きをもつNOに作用して、血管の拡張をさまたげる働きをもたせてしまいます。イチョウ葉のフラボノイドは、この活性酸素を消去する抗酸化力が強いので、NOを温存して血管を広げ、血流を改善します。

 さらに、イチョウ葉のフラボノイドは、細胞膜の近辺に発生する活性酸素に対して、抗酸化力を発揮する特性を備えています。このため、白血球の細胞膜を攻撃して白血球どうしをくっつける活性酸素の働きを弱め、白血球の凝集を防ぐことがわかっています。

 イチョウ葉エキスの毛tyるうか以前作用は、冷えだけでなく、全身の血液循環を高めるのにも役立ちます。

 とくに、脳梗塞や脳血管性認知症などの脳血管障害の予防効果は、人での臨床試験も数多く行われて、その有効性が確認されています。ヨーロッパでは、主に脳の血液循環改善薬、脳梗塞後の脳機能改善薬として用いられていますが、イチョウ葉エキスによって記憶力が改善したという報告も出されています。

 イチョウ葉のフラボノイドには、高脂血症動脈硬化をひきおこす悪玉のLDLコレステロールの酸化を防ぐ働きもあるので、生活習慣病対策にも有効です。
 なお、生のイチョウ葉には刺激のある成分(ギンコール酸)がふくまれているので、これを除去した信頼できるサプリメントを得rなんで摂取することが大切です。
 血行不良は、血液の通り道が収縮して狭くなることと、血液の性状がドロドロになってながれにくくなることんいよって起きます。イチョウ葉エキスは、血管を広げ、血液の性状を改善する二つの働きで、血液循環を高めてくれます。

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