香味野菜

 薬味やスパイスとして用いられる食品は、血の巡りをよくしたり、胃腸に働きかけるなど、体をポカポカ暖めることで知られています。
 例えば、ショウガやニンニク、トウガラシなどは体をあたためてくれます。ショウガは、ジンゲロールやショウガオールなどの辛味成分が体を温め、発汗を促して新陳代謝を高めるほか、芳香成分のシネオールにも、発汗を促したり体を暖める働きがあります。
 注目したいのが、コショウの仲間のヒハツ。沖縄料理は健康食として話題になっていますが、胃によい食べ物として、葉を汁物や雑炊にしたり、ソバの薬味にしたり、盛んに使われています。

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