脳の活性化

 新聞の見出しを音読しましょう

脳を活性化させるには、文字文化に接することが重要です。特に話す、書くなど、文字を外に出す出力が有効。中でもすすめなのが、簡単にできる音読です。 たとえば、毎日、新聞の見出しを声に出して読み上げるだけで、脳のいろんな部位が連携プレーをはじめ、…

 精神的な豊かさ

文化とは精神的なもので、物質的なものが文明です。現代の文明社会では、物質的に恵まれた生活を送っていますが、文化の面で豊かな生活を送っているとは限りません。 たとえば、経済的に裕福でも、心が寂しいとしたら幸せとはいえませんね。脳にも同じことが…

 脳年齢

最近は、美容や健康を気遣う人が増えているせいか、見た目の若い人は多いのですが、脳年齢はというと、必ずしも見た目どおりではありません。実年齢より老化が進んでいる人や、年齢相応に脳が成熟していない人が少なくないのです。 脳を成熟させ、なおかつ若…

 記憶力

年を重ねて記憶力の衰えを感じる人は多いでしょう。物の名前が思い出せず、アレ、ソレが増えて心配になる人もいるかもしれません。しかし、物忘れと認知症は違います。 物忘れは覚えたことを思い出せない状態で、認知症は新たに物事を記憶できない状態。例え…

結晶知能

年をとると、脳の働きは衰える一方だと思っていませんか?しかし、50歳を過ぎてのびる結晶知能という能力があります。 結晶知能とは、これまでの経験によって培われた知能のこと。経験の浅い若者には思いもよらない判断力や問題解決能力など、ベテランなら…

アスタキサンチン

サケやイクラに含まれるアスタキサンチンという成分も抗酸化物質として注目されています。→ Marron Health Club サプリメントのページ → Marron Health Club 脳の活性化のページ

食物繊維 GABA

野菜にたっぷり含まれる食物繊維は体内の有害物質を体の外に追い出してくれます。ビタミンEが豊富な発芽玄米には、神経伝達物質のGABA(γアミノ酪酸)も多く含まれます。→ Marron Health Club サプリメントのページ → Marron Health Club 脳の活性化の…

ビタミンA C E

活性酸素による脳の神経細胞のサビつきを防ぐには、抗酸化物質を多く含む食品を摂ることが必要です。ビタミンA・C・Eは抗酸化ビタミン。緑黄色野菜に多く含まれます。→ Marron Health Club サプリメントのページ → Marron Health Club 脳の活性化のページ

レシチン PS ナットウキナーゼ

大豆などに含まれる神経伝達物質アセチルコリンの原料レシチンや、脳で重要な役割を果たすPS(ホスファチジルセリン)はブレインフードとして注目されています。また、納豆には血の巡りに役立つナットウキナーゼが含まれます。→ Marron Health Club サプリ…

DHA・EPA

魚介類の中でも、特に青魚や血の巡りに働きかける麩飽和脂肪酸DHAやEPAを含みます。DHAは海馬に高い濃度で存在し、脳の神経細胞を活発にさせ、細胞間の情報伝達をよくするといわれます。→ Marron Health Club サプリメントのページ → Marron Health Club 脳…

バランスのよい食事

栄養の三大要素は、糖質(炭水化物)・脂質・たんぱく質です。それにビタミンやミネラル類が加わり、栄養のバランスを保っています。 糖質や脂質、たんぱく質は、私たちが生きていく上でかかせないエネルギー源であり、運動するときの活力になったり、血液や…

 よく噛む食事

現代人は、一口につき10回くらいしか噛まないといわれますが、望ましいのは30回以上です。 あごの関節や筋肉を動かすと、脳が刺激されます。大脳に送られる血液の量が増え、脳の神経細胞の働きが活発化するのです。 また、よくかまずに早食いすると、満…

 カロリーのとりすぎは禁物

脳血管性認知症になった人には、塩分やコレステロール、糖分の摂りすぎや過食など、食生活の偏りやカロリーのとりすぎが目立ちます。その結果、生活習慣病になり、さらに動脈硬化を招くのです。 脳を健やかに保つには、腹八分目から七分目を心がけ、カロリー…

 一日三食

脳では、体全体の20%ものブドウ糖と酸素を、エネルギーとして消費しあす。 しかも、脳は筋肉のようにエネルギーを蓄えることはできません。つまり、大量に消費されるブドウ糖を、次々に補給しなくてはなりません。 そのため、脳を元気に働かせるためには…

 ぐっすり眠れば脳は疲れない

脳を休めるには、ぐっすり眠ることです。7時間程度は眠りたいものですが、眠りの質も大切です。 睡眠には、レム睡眠と、ノンレム睡眠の2種類があります。 レム睡眠は、浅い眠り。起きている状態に近く、脳も活発です。夢を見ているのはレム睡眠のときです…

 忘れることも大事な仕事

物忘れをしても、落ち込むことはありません。覚えるだけでなく、忘れるのも脳の仕事なのです。 現代社会は情報であふれかえっています。見聞きする情報のすべてを覚えるのは不可能ですから、必要な情報を自分なりに選別すればいいのです。 また、物忘れの多…

 運動で、体と脳の共同作業

頭を使うのは、考えることだけではありません。体を動かすときも脳は働いています。 脳から指令を受けた筋肉が収縮することで、私たちは体を動かせます。逆に、脳は筋肉や感覚神経から情報を受け取って、体のバランスをとっています。 運動をすると、神経細…

 積極的休養

脳には休養が必要です。 休養という言葉は、休むと養うという字でできています。 休むは、睡眠や体を休めることをいい、疲労やストレスを取り除く受動的な休養です。 一方、養うは、元気や活力をたくわえる積極的休養。スポーツや読書、音楽からガーデニング…

 明るくふるまえば脳も元気

落ち込みやすい人は、プラス思考の人よりも2倍もアルツハイマー病になりやすいという報告があります。うまくいくと思うと、脳が刺激されて活性化し、ドーパミンやセロトニンなどの元気が出る物質が分泌されます。逆に、くよくよすると、ストレスになり、脳…

 40代男性に増えている物忘れ

働き盛りの40代男性に、仕事に支障をきたす物忘れをする人が増えています。日常生活は普通に過ごすものの、仕事上で重大なミスをおかして周囲が心配するケースです。原因として考えられるのは、仕事中心の生活。脳に悪影響を及ぼす強いストレスを抱え込み…

 変化とコミュニケーション

変化のない毎日と、人と話さない状態は、脳を衰えさせます。 日常生活に変化をつけると、脳は活性化します。ダラダラ過ごさずに、オンとオフをはっきりさせて、プライベートの時間は主意を楽しむなど、生活にメリハリをつけるといいでしょう。新しい趣味を見…

 ストレスから起きる物忘れ

私たちの健康に悪影響を及ぼすストレス。実は、物忘れの原因になることもあります。 脳の中では、神経細胞の間で神経伝達物質が仲介して情報伝達を行います。ところが、ストレスにさらされると、神経伝達物質のひとつノルアオレナリンの分泌が急激に増えます…

 使わないと衰える脳と体

脳の神経細胞は、大脳皮質だけで約140億個ありますが、20歳を過ぎると1日に約10万個減るといわれます。しかし、神経細胞の減少が即、脳の働きの衰えにつながるわけではありません。脳の神経細胞缶のネットワーク数が減り、情報のやり取りが少なくな…

 記憶の長さ

記憶には、大きく分けて短い記憶と長い記憶の2種類があります。 短い記憶は、30秒から数分しか覚えていられない記憶です。例えば、頭に入れたばかりの番号に電話をかけようとしたときに、他の電話がかかってきます。すると、電話をきったときには、最初に…

 海馬の働き

たった今起きたことなのに、すぐその出来事を忘れてしまう。これがボケの特徴ですが、なぜ記憶が残らないのでしょう。その秘密は、脳の中の海馬が握っています。海馬は、テープレコーダーにたとえるとカセットテープにあたります。 海馬は、脳の一番奥、側頭…

 ボケの種類

ボケには、脳の全体的な機能の低下によるものと、ダメージを受けた部位からボケが発症するものの2種類があります。全体的なボケはアルツハイマー病にうよる認知症、部分的なボケは脳血管性障害による認知症で、この2種類で認知症全体の約80%をしめています…

 記憶のステップ

私たちの記憶は、4つのステップにわかれています。 入力 情報を脳にインプットすることです。テープレコーダーに例えると、録音にあたります。 想起 インプットされた内容を思い出し、脳に保持することをいいます。 出力 思い出した内容を言葉にすることを…

 健脳

脳はあらゆる器官をコントロールしていますが、加齢やストレスなどの影響により、その働きは年々衰えていきます。元気な脳を保つためには、脳の血行を高め、脳に必要な成分を補給することが大切です。脳は全体重の約2%と小さな臓器ですが、脳には全血液の…

 GABA

刺激=ストレスも多い現代社会では、感情的になりすぎず、いつも平常心でいられるよう働きかけてくれる抑制性の神経伝達物質がなにより重要。その代表的な存在が、発芽玄米に多く含まれることで昨今中Mの苦されるGABA(正式名称γアミノ酸)です。アミノ酸の…

 神経伝達物質

脳細胞のうち、情報の伝達・処理・記憶などに直接関わっているのが神経細胞ニューロン。一つ一つのニューロンは他のニューロンと様々な形で接合し、脳内に複雑なネットワークを築き上げています。その接合部がシナプスで、脳がなんらかの刺激を受け取ると、…