記憶の長さ

 記憶には、大きく分けて短い記憶と長い記憶の2種類があります。
 短い記憶は、30秒から数分しか覚えていられない記憶です。例えば、頭に入れたばかりの番号に電話をかけようとしたときに、他の電話がかかってきます。すると、電話をきったときには、最初にかけようと思った番号を思い出せない。このときの電話番号が短い記憶です。
 一方、子供のころ覚えた掛け算の九九や、人と合ったりした記憶はなかなか忘れません。これが長い記憶です。
 長い記憶は、さらに3種類に分けられます。エピソード記憶はいつ、どこで、何をしたという個人的な経験や体験の記憶です。意味記憶は言葉の意味や一般的な知識です。食事をしたり洋服を着るなどの日常動作から、自転車にのる、泳ぐなどの運動まで、体で覚えた記憶は手続き記憶といいます。
 短い記憶を忘れても、あまり気にする必要はありませんが、長い記憶を忘れると、ボケが心配されます。

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