スキンケア

睡眠

皮膚は眠っている間に栄養分の補給を受けて回復を進めます。最低でも6時間は睡眠をとりましょう。 また、皮膚の新陳代謝がもっとも活発になるのは、午後10時〜午前2時です。肌代謝を促す成長ホルモンがもっとも多く分泌されるので、この時間帯に起きてい…

コラーゲンは毎日摂取

ターンオーバーを調え、健康な肌を保つには、バランスのよい食事を心がけ、肌によい栄養成分を積極的に摂取したいものです。 一日に分解されるコラーゲの量は1−4といわれ、このうちの一部はコラーゲンを再合成する材料としてリサイクルされますが、のこり…

ターンオーバー

人間の皮膚は毎日生まれ変わっています。 新しい表皮の細胞は基底層で産まれて、有棘層→顆粒層→角層と押し上げられ、死後に垢となります。お風呂ででる垢は、不服なった表皮の細胞が剥がれ落ちたものです。 このサクルをターンオーバーといい、健康な皮膚の…

老化コラーゲン

コラーゲンの量だけではなく、質も皮膚の状態に影響を及ぼします。 紫外線や加齢により変性したコラーゲンは硬くなり、弾力性を失います。成城なコラーゲンは構造のしっかりした束になっていますが、硬くなったコラーゲンは構造が破壊されているのがわかりま…

シワ、たるみの原因

肌年齢に個人差がでるのは、肌質などの遺伝的な要因や普段の生活など、様々な要因が関係しあって引き起こされるからです。 例えば、乾燥肌などの肌質はシワやたるみの程度を左右します。 紫外線や喫煙、ストレスは真皮層で活性酸素を発生させ、コラーゲンを…

肌年齢に現れる個人差

シワやたるみなどの肌のダメージは、一概に年齢のせいだけとは言い切れません。 肌にハリがあって、年齢より若々しく見える人もいれば、実際よりふけて見えてしまう人もいます。 肌の弾力を測定した調査でも、年齢との関係には個人差が大きいという結果が得…

加齢とともに減るコラーゲン

皮膚に存在するコラーゲンは、年齢とともに減少してしまいます。 グラフを見てみると、30代半ばをピークに、コラーゲン量が急激に減少しているのがわかります。この年代は、少しずつ肌の衰えが気になり始める頃かもしれません。年齢とともに新陳代謝が低下…

真皮

さて、肌の表面の健康も大切ですが、肌の弾力や保水力に深くかかわっているのが、肌の土台ともいえる真皮。そして、真皮の約70%を占めるのが、コラーゲンです。 コラーゲンは体を構成する主成分であるたんぱく質の一種で、繊維状になって、皮膚や髪、筋肉な…

表皮

皮膚は表皮と真皮に大きく分けられます。表皮の一番上が角層で、皮膚で唯一目に見える部分です。本来は乾燥や外部の刺激から防御する役割をしており、角層細胞間にある資質の主成分セラミドが細胞同士をくっつけることでバリアとなって水分を保っています。 …

ヒドロキシチロソール

モクセイ科の植物に含まれているヒドロキシチロソールには、グルタチオンの産生を促して色素沈着(シミ)を改善する作用があるとして、注目されています。 その効果を調べる臨床試験では、シミの悩みをもつ20歳代から50歳代の健常な男女51名を対象に、…

グルタチオンを増やす

まずは、体内のグルタチオンを減らさないための努力を心がけましょう。一番有効なのは、紫外線にあたらないことです。肌の老化を防ぐ最大の防御法は、紫外線に当たらないことなのです。 日焼け止めクリームやファンデーションなどによる保護や、長そでの衣類…

グルタチオンの合成量

グルタチオンは抗酸化物質なので、病気などで酸化ストレスを受けているときには、体内量が低下することが知られています。また、加齢によっても低下します。 皮膚の紫外線のあたる部位とあたらない部位で、年齢によるグルタチオン量を比較してみると、加齢に…

肌色メラニンをつくる

実は、黒色メラニンも肌色メラニンも、同じメラノサイトの中でつくられています。では、なぜ黒色メラニンがつくられたり、肌色メラニンがつくられるのか。2種類のメラニンを作り分けるカギを握っているのは、グルタチオンという物質です。 グルタチオンは、…

紫外線による害を体内から防ぐ

皮膚の表皮は、ほぼ28日周期で細胞が生まれ変わっています。このため、日やけによって一時的にメラニンの生成量が増えても、時間がたつと皮膚の新陳代謝によって、垢と一緒にはがれおちます。そして、徐々に日やけする以前の状態に回復します。 しかし、強…

紫外線によるダメージ

紫外線をたくさん浴びると、皮膚の内部では多量の活性酸素が発生して、細胞や組織がダメージを受けます。 皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層からできていますが、紫外線(UVA)は表皮を通過して、真皮まで到達します。それにより発生した活性酸素が、コラーゲ…

紫外線について

紫外線は波長の長さによって UVA,UVB,UVCに分けられます。一番波長の長いUVAはオゾン層に吸収されることなく地表に届きます。UVBはオゾン層の増減によって、地表に届く量が左右されます。一番波長の短いUVCは、オゾン層に吸収されるので地表には届きません。…

いい汗、悪い汗

いい汗とは、蒸発しやすく、体温調節のスムーズな汗のこと。汗は血漿からつくられていますが、ナトリウムや塩素などのミネラルが汗腺で血漿に再吸収されると、ほとんど水分だけのサラサラの汗が排出されるのです。 ところが現代人は、冷房のおかげえあせをか…

 ベタつきと乾燥にこの食品

ホルモンバランスを調えたり、ストレスに負けない体を作る成分や、脂質の代謝や保水力にかかわる成分など、ベタつきや乾燥に働きかける栄養素を積極的に摂りたいものです。 イソフラボン 大豆製品に含まれ、体内で女性ホルモンと似た働きをします。さらに、…

ベタつきと乾燥のケア

ごしごし洗いは禁物 泡で汚れを落とすつもりで、洗顔料をしっかり泡立てやさしく洗いましょう。素肌にやさしい洗顔パフを使うのもおすすめです。汚れが残りやすい小鼻は指先を使って丁寧に。洗顔料のすすぎの腰は肌荒れの原因になりますから、髪の生え際まで…

乾燥

ホルモンバランスが乱れたりストレスを受けると、季節に関係なく、肌荒れが起こります。エストロゲンレベルが低いと、角層の水分保持機能が低下するといわれます。 さらに冷房が乾燥に追い討ちをかけます。戸外では湿度が80%に上昇する一方で、冷房の効い…

大人ニキビ

皮脂の分泌にはホルモンの周期や食生活も関係しています。 生理前にニキビができやすいのは、プロゲステロン(女性ホルモン)が優位になって皮脂が過剰になるのが原因といわれています。脂っこいものだけでなく、甘いものも食べ過ぎると皮脂の分泌が多くなり…

汗と皮脂で起きるべたつきトラブル  

夏の肌の悩みで多いのが、べたつき。気温が上がることで皮脂がやわらかくなり、毛穴から流れ出しやすくなり、汗も混じってベタベタになります。 皮脂と汗でできた皮脂膜は、本来、肌を保護する役割を果たしますが、多すぎリとテカリや化粧崩れなどのトラブル…

美白を守る日焼けケア

TPOにあわせて日焼け止めを選ぶ SPF(主にUV-Bを防ぐ指数)やPA(UV-Aを防ぐ指数)は高ければいいというものではありません。SPFの高いものは肌への負担が大きいものもあるので、TPOにあわせてセレクトしましょう。 日常生活・・・SPF5-20 PA+ スポーツやレジ…

肌色メラニンを増やす 

肌の色は色の薄い肌色メラニンと色の濃い黒色メラニンのバランスで決まります。肌の色が黒ずんだりシミが目立つのは、黒色メラニンが過剰な状態です。白く透明は肌を保つには、肌色メラニンを増やすこと。そのカギを握っているのがグルタチオンという抗酸化…

日焼け対策の食品

肌色メラニンの生成に役立つグルタチオンを増やしたり、老化の原因ともなる活性酸素に負けない体をつくるため、毎日の食事で体の中から日焼けをケアしましょう。 ビタミンC 活性酸素やできてしまった黒色メラニンに働きかけるほか、UV-Aでダメージを受けたコ…

ストレスや食生活での対策

肌にはストレスは禁物です。ストレスは黒色メラニンをつくるメラノサイトを過剰に活性化させ、シミのもとになります。 ストレスを発散させるとともに、食生活の工夫も肌ケアの基本です。黒色メラニンの沈着を抑えて、肌色メラニンの産生に働きかけたり、スト…

UVケア

老化の原因の約8割は紫外線にあるといわれていますが、シミの中で紫外線の影響を受けやすいのが、老人性色素斑という頑固なシミ。老人という名前がついていますが、20代後半から現れます。 別名を日光黒子ともいうように、このシミは、日常的に繰り返し受…

UV-B

一方、UV-Bは皮膚の奥不覚までは届きませんが、水ぶくれを起こすなど、皮膚へのダメージも強力です。 UV-Bがあたると、皮膚では細胞を紫外線から守ろうと、メラノサイトと呼ばれる細胞で黒色メラニン(ユウメラニン)がつくられます。 紫外線などによって黒…

UV-A 

肌にダメージを与える紫外線には波長が長いUV-Aと短いUV-Bがあります。 UV-Aは、肌の奥深く差し込んで真皮層の繊維組織であるコラーゲンやエラスチンを変性させたり破壊します。すると、肌のハリを保っていた繊維の構造が崩れ、肌がたるんだり、深いシワがで…

夏のケア 

紫外線や冷房の乾燥でダメージを受けた肌は、秋、そして冬にまで尾をひきます。こうなると、肌を守る体制が整わないまま、季節による気候の変化に対処しなくてはなりません。 秋や冬をしっとり美肌で迎えるには、夏にしっかりケアをして肌コンディションをと…