肝機能

注意したい酒の肴

居酒屋のメニューには、揚げ物などの脂っこい料理が多く、味付けも濃い傾向があります。脂肪や塩分の取りすぎに気をつけている人は注意しましょう。また、どうしてもお酒の席では、肉類などに偏って野菜が不足したり、栄養のバランスも崩れがち。普段の食生…

お酒と食べ過ぎ

おつまみにはしもつけずにクイクイというのは論外ですが、反対にお酒の席での食べ過ぎにもご注意。長時間にわたるお酒の席では、普段の食事よりも食べ過ぎてしまいがち。さらに、アルコールには胃液の分泌を促進し、食欲を増す作用が。お酒の後にラーメンが…

空腹で飲まない

空腹でお酒を飲むと、五臓六腑に染み渡るの言葉どおり、食べ物と一緒に飲むときの約2倍のスピードで、ぐんぐんアルコールを吸収。肝臓は大急ぎで分解しなくてはならず、負担になります。必ず何か食べながらお酒を飲んでください。→ Marron Health Club → 肝…

ちゃんぽんはなぜ悪い 

まずはビール、次は日本酒、ウイスキー・・チャンポンで飲むのは悪酔いのもと。お酒の種類が変わると口当たりが変わるために、同じ種類のお酒を飲みつづけるよりも酒量が増えてしまうからです。深酒を避けるには、1−2種類にとどめること。→ Marron Health …

休肝日をつくる

肝臓は半分切り取っても数ヵ月後には元の大きさに戻るほどの再生力があるタフな臓器。でも、そんな肝臓も酷使は禁物。週に1−2回はお酒を飲まない休肝日をつくりましょう。飲酒が習慣化し、飲まずにはいられないなどという自体を避けることにもなります。→ …

自分の適量を知る

飲みすぎを防ぐには、まず自分の適量を知ること。お酒に強い人がいれば弱い人もおり、適量には個人差があります。目安としては、頬が赤くなったり脈が少し速くなるくらいのほろよい気分のときが適量になります。→ Marron Health Club → 肝機能障害対策

肝臓のはたらき

お酒を飲むと、アルコールを肝臓が分解してくれることは、ご存知の通り。肝臓には、アルコールだけでなく、人体にとって有害な物質を解毒して体の外に出してくれる働きがあります。 それだけではありません。肝臓は人体の化学工場といわれるほど、重要で多彩…

肝臓トラブル 

健康診断で肝機能の検査項目をきちんとチェックしていますか? 日本病院会予防医学委員会によれば、2003年に人間ドックを受信した人のうち、肝機能検査項目が異常値を示した人は約24.7%。男性では約30.2%にのぼります。つまり、日本人の4人に1人、男性…

翌日のワザ 

気をつけたつもりが、つい食べ過ぎ、飲みすぎてしまった そんなときは、翌日すばやく挽回作戦を開始しましょう。飲みすぎたら、まず二日酔い対策と、肝臓が元気になるような生活を。カロリーオーバーには、余分なエネルギーをリセットするために食生活を工夫…

外食のワザ 

体に負担になるからといって、パーティーの誘いを断ったり、せっかくの料理に箸をつけないなんて、もったいない。 食事やお酒と上手につきあって、人付き合いのうまい人になりましょう。 外食を楽しみながら、カロリーをコントロールしたり、肝臓をいたわる…

 食べ過ぎ

私たちは、毎日の食事から栄養素やエネルギーを得ることで、健康な毎日を送ることができます。 しかし、過ぎたるは及ばざるがごとし。食べ過ぎや飲みすぎは、かえって体の負担になるのです。 食事で摂るエネルギーが、消費するエネルギーを上回ると、余分な…

 ハーブ

昔から薬草として用いられてきたハーブには、肝臓をサポートする働きが期待されるものがあります。 ウコン(ターメリック) ヨーロッパではターメリックとして知られ、カレーの黄色い粉でおなじみです。精油成分には胆汁の分泌を促す働きがあるといわれます…

 ビタミン類

ビタミンは肝細胞の修復に必要な栄養分の代謝をサポートします。発芽玄米や豚モモ肉、サケ、大豆製品などに含まれるビタミンB1は、糖質の代謝を助けます。 また、肝臓は栄養分の貯蔵庫の役割も果たしますが、ダメージを受けると貯蔵量の多いビタミンA・C…

 大豆

納豆や高野豆腐などの大豆製品も、植物性たんぱく質を豊富に含み、肝臓に負担をかけない蛋白源です。 大豆のほか野菜やピーナツ、ゴマに含まれる植物性ステロールは、血液中の脂肪をおとしてくれます。また、大豆の成分サポニンは、血管の中にたまったコレス…

 魚介類のタウリン

低脂肪で高たんぱくな魚介類には、他にも肝臓にうれしい栄養成分が含まれます。 牡蠣や海老、アサリ、イカ、タコなどに含まれるタウリンは、胆汁酸の分泌を促し、肝臓の解毒作用を高めたり、肝細胞の再生を高める働きが期待されています。→ Marron Health Cl…

 動物性たんぱく質

肝臓が元気に働くために必要な栄養素は、まず、たんぱく質。肝細胞の再生に欠かせません。肝臓では様々な化学反応がおきますが、それに必要な数百種類もの酵素もたんぱく質からつくられます。 たんぱく質を摂取するうえで気をつけたいのが脂質。肉や乳製品は…

 健康診断でチェックしておきたい項目

AST(GOT) ALT(GPT) -35IU/I いずれもアミノ酸を代謝する酵素。古い肝機能が壊れるとき、血液中に流れ出します。基準値を上回ると、多くの肝細胞が壊れているということになります。 γ-GTP -55IU/I γ-GTPは解毒作用にかかわる酵素で胆汁の流れが悪くなると肝…

 肝臓に負担をかける要因

食べ過ぎ 肝臓が過剰な栄養の処理の追われます。中高年なら1日に男性2000kcal、女性1,800kcal程度に。特に炭水化物の摂りすぎは禁物。 過度の飲酒 アルコールを分解する肝臓の負担に。日本酒なら1日1合程度におさえ、週2日は休肝日をつくりましょう。 睡…

 肝臓と食生活

たとえば、食べ好きで胃がもたれると感じることはあっても、肝臓の調子が悪いなとは、あまり聞きません。それもそのはず、肝臓は沈黙の臓器といわれ、自覚症状が出にくいのです。 たとえ肝臓の一部がダメージを受けて機能しなくなても、ほかの部分でカバーで…

 肝臓の役割

肝臓が人体の化学工場とも呼ばれるのは、さまざまな物質が運び込まれて化学反応が起こり、新たな物質に造り替えられるからです。主な働きをみてみましょう。 代謝 小腸で吸収されたタンパク質、糖質、脂質などの栄養素を、体内で利用しやすいように分解・合…

 肝臓に負担をかける現代生活

私たちの体にとって大切な臓器、肝臓に異常のある人が増えています。日本人間ドック学会によれば、2005年に人間ドックで肝機能異常を示した人は26%以上に上り、しかも年々上昇する傾向にあります。私たちの生活習慣が肝臓に負担をかけるように変化しているこ…