初期段階での炎症

 メラノサイトはどのような仕組みでメラニンをつくるのでしょうか。 メラニンができる仕組みをさらに詳しく見ていくと、紫外線を浴びた初期段階からダメージを受け取、トラブルのもととなっていることがわかります。
 紫外線があたると、まず肌の表皮ではメラノサイトを活性化してメラニンをつくれという信号やメラノサイト自体をふやすような信号が出されます。これはサイトカインと呼ばれており、他にも紅斑を生じさせたり、かゆみを引き起こすものもあります。
 私たちが自覚する症状としては肌が赤くなったり、熱を伴うこともあるのですが、こういった炎症が色素沈着と深く関係していることが最近の研究でわかってきました。炎症を引き起こす物質の過剰な産生が抑えられれば、紫外線のダメージを減らすことが期待できます。

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