血流改善
血糖値と密接なかかわりのあるインスリン。血液中のブドウ糖は、このインスリンというホルモンの働きによって細胞内に取り込まれ、貯蔵されます。しかし、血糖値を急激に上げるような食生活が続くと、インスリンの働きは徐々に低下し、血糖値も下がりにくい…
高血圧は、遺伝的な要因のほかに塩分の摂りすぎや過度のストレス、運動不足など、生活環境による因子が加味されて発症する疾患。その状態が長く続くと血管壁がもろくなり、ある日突然、脳卒中や心臓病などの致命的な病気を引き起こす原因となります。そのた…
以前はコレステロール値に比べて軽視されがちでしたが、メタボリックシンドロームの診断基準が取り入れられてから、特に注目されることが多いのが中性脂肪。必要以上に造花すると、HDL(善玉)コレステロールを減らし、LDL(悪玉)コレステロールを増…
体のすみずみにまで生命維持に必要な栄養分を運んでくれる血液。その質が健康に大きな影響を及ぼします。血中脂質が増えたり、赤血球が硬くなったり、白血球同士がくっついたりすると血液がドロドロになって流れにくくなり、それが進むと血栓をつくって血管…
コレステロールは本来、生命維持に欠かせない物質。しかし過剰になると血液の流れを妨げ、様々な生活習慣病を引き起こすことに。特に動脈硬化の原因となりやすく、心筋梗塞や脳梗塞などの恐ろしい病気につながりかねません。中高年になるとコレステロール値…
血管がしなやかで弾力性に富んでいると、血管はスムーズに流れます。ところが、血管壁が厚くなり、血管が硬く狭くなって弾力性を失うと、血液は通りにくくなります。 血管が柔軟性を失うのは、LDLコレステロールが血管内に多量にたまることから始まります。…
血液中の中性脂肪やコレステロールは、一定量を保つようにコントロールされていますが、調節がうまくいかなくなり、増えすぎると、血液の健康に影響を及ぼします。 中性脂肪が肝臓で燃焼しきれないと、燃えカスであるレムナントという物質が発生し、赤血球の…
赤血球や白血球は、毛細血管の太さより大きいにもかかわらず、前進をスムーズに流れています。それは、赤血球や白血球が変形して通過しているからです。しかし、これらの血液成分が異常をきたすと、血液が流れにくくなります。 その他、血小板の凝集性や粘着…
血液成分の中で、最も数が多いのは赤血球ですが、この赤血球の数が少なくなったり、ヘモグロビンの材料である鉄が不足すると、貧血になります。 貧血になると、血液は液体成分が多くなって、薄くなり、十分な酸素を運べなくなります。そのため全身の細胞が酸…
食事から摂取した栄養素は小腸から吸収され、肝臓で体に必要な形につくりかえられます。血液は、こうしてできたブドウ糖やアミノ酸を各器官に運搬します。 また、栄養素がエネルギーに変えられるときに発生した老廃物を細胞から回収し、肝臓や腎臓に運ぶのも…
人間の血液は、液体成分である血漿と細胞成分である血球によって構成されています。血漿は血液中の約55%を占め、残りの約45%が、赤血球、白血球(顆粒球、リンパ球)、血小板の血球です。 血漿 約90%は水分で、残りの約10%のうち、たんぱく質、脂質、糖質、…
人間の血液の総量は体重の約8%。体重60kgの人なら約4.8リットル、牛乳パック5本弱に相当する量の血液が心臓から全身に送られ、再び心臓に戻ってきて循環しつづけています。 また、け杖期の通り道である血管は、心臓をスタートしたあと、動脈となってさ…
下腹部、腰、もも、おしりなどのまわりに皮下脂肪が蓄積する「皮下脂肪型肥満」に対し、内臓のまわりに脂肪が蓄積する「内臓脂肪型肥満」が問題になっています。この内臓脂肪型肥満によって、肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高…
血液サラサラ生活には、食生活も大きなポイント。血液の流れによいとされる食品をご紹介しましょう。 マグロやイワシ、サバ、アジなどの青魚に多く含まれるDHAは血管壁の細胞や赤血球を柔軟に保ちます。 また納豆菌培養エキスに含まれる酵素、ナットウキナー…
ドロドロ血液の原因 健全な状態を表すサラサラ血液に対し、ドロドロ血液とはどのような血液なのでしょうか。 血液は液体成分の血漿に赤血球や白血球、血小板などの固形成分が混ざっており、赤血球などの血球が増えると血液粘度が高まります。血球や血漿は刺…