食生活

 血液サラサラ生活には、食生活も大きなポイント。血液の流れによいとされる食品をご紹介しましょう。
 マグロやイワシ、サバ、アジなどの青魚に多く含まれるDHAは血管壁の細胞や赤血球を柔軟に保ちます。
 また納豆菌培養エキスに含まれる酵素、ナットウキナーゼは、血栓を溶かしたり、消化管を刺激して他の血栓溶解物質を活性化させます。
 さらに、黒麹もろみ酢や梅酢に多く含まれるクエン酸、米胚芽油やパーム油などに含まれるトコトリエノールには、血小板の凝集を抑える作用があります。トコトリエノールは悪玉コレステロールの酸化を防ぐ働きもあります。
 イワシやゴマに含まれるペプチドは血管を収縮させる物質の産生を低下させます。
 悪玉コレステロールに働く食品としては、発酵食品や沖縄の「豆腐よう」に使われる紅麹に、肝臓でのコレステロール合成を抑制する働きがあります。大豆やゴマ、発芽玄米などに含まれる植物ステロールは、コレステロールの吸収を防ぐとされています。
 そのほか、桑の葉に含まれる成分には糖質を分解する消化酵素を阻害する働きがあります。
 また、健康な血管づくりをサポートする食品には、毛細血管を強くするルチンを含むそば、血管を拡張して血圧の上がりすぎを防ぐGABAを豊富に含む発芽玄米があります。
 健康な生活をおくるためには、やはり栄養バランスのとれた食生活が大切。改めて食習慣を見直してみたいものです。

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