骨の健康
骨折は、高齢者が介護を必要とする原因の一つになります。 加齢により骨がもろくなると、若いときならなんでもない転倒が、骨折にいたることもあります。 高齢者の場合、骨折そのものは治っても、衰えた筋力や運動能力がリハビリで回復せずに寝たきりになる…
10代の成長期には骨の長さも太さも増えていき、20−30代に最大骨量に達しますが、年齢を重ねるにつれ骨密度は低下していきます。 年をとると骨がもろくなるのですが、なかなか自分では気付かないものです。 骨量が低下し、骨がスカスカになってしまうの…
骨の主な原料はカルシウム、リン、コラーゲン線維です。なかでもカルシウムは人体中の99%が骨に存在するといわれ、骨づくりに欠かせないミネラルです。カルシウムは骨だけでなく歯も形成し、神経系の働きを調節したり、ホルモン分泌、血液凝固、筋肉収縮…
私たちの体は、骨に支えられています。全身の骨格は206個の骨と、それをつなぐ関節軟骨でできていて、姿勢を保ったり、臓器を保護しています。 また、私たちが自由に動けるのも骨のおかげです。骨に付着した腱、靭帯を介して筋肉が連結し、その収縮や弛緩に…
牛乳と同程度の吸収率のカルシウムと必須アミノ酸が豊富で良質なたんぱく質や鉄を含み、カルシウム吸収や強い骨づくりにおすすめです。
スプーン2杯で牛乳1本分のカルシウム、さらにリン、鉄も含まれます。料理にふりかければ手軽な補給源に。すりゴマにしたほうが吸収率が高まります。
エジプトで病気の治療に使われたほど栄養豊富。カルシウムのほかに、カルシウムの骨への蓄積を助けるビタミンC、鉄などが含まれます。
最近はカットされて売られていることが多いですが、ダイコンの葉はカルシウムが豊富。ビタミンCも含まれます。
吸収のいいカルシウムを含むほか、カルシウムの骨への蓄積を助けるビタミンCやビタミンKが含まれます。
100g中170mgものカルシウムを含み、カルシウムの骨への蓄積を助けるビタミンCや鉄を含みます。
カルシウムを多く含む食品の中でも、吸収率がよく栄養価の高い野菜です。
イワシのような青魚は、カルシウム、たんぱく質、カルシウム吸収に欠かせないビタミンDをバランスよく含んでいるのが特徴です。
吸収率のいいカルシウムやたんぱく質を含みますが、動物性脂肪が多いので、脂質の摂り過ぎが気になる人は、低脂肪乳やスキムミルクを活用するといいでしょう。
丈夫でしなやかな骨づくりのために、毎日の食事で、カルシウムを豊富に含み、カルシウム吸収や骨形成をサポートする成分も含む食品を摂取しましょう。
私たちは普段どんな食品からカルシウムを摂取しているでしょう? 1位の牛乳・乳製品は予想どおりでしょうが、2位はなんと野菜です。3位は豆・豆製品で、魚介類が4位なのも予想外かもしれません。 一方、欧米の調査ではカルシウムの補給源の7割が牛乳・…
ベータカロテンが豊富なことで知られる緑黄色野菜の代表ですが、日本人のカルシウム補給源に数えられます。ビタミンCも含まれます。
骨は硬ければいいと思うかもしれませんが、そうではありません。たとえば木の枝でも、ただ硬い枝はすぐにぽっきり折れてしまいますが、よくしなる枝は折れにくいもの。骨も同じです。カルシウムなどの無機成分だけでできた骨は、ガチガチに硬いけれど、ムリ…
骨は硬ければいいと思うかもしれませんが、そうではありません。たとえば木の枝でも、ただ硬い枝はすぐにぽっきり折れてしまいますが、よくしなる枝は折れにくいもの。骨も同じです。カルシウムなどの無機成分だけでできた骨は、ガチガチに硬いけれど、ムリ…
「貯骨」の残高を増やすためにはどうしたらいいのでしょう。 まずは、カルシウムを摂取することです。日本人はすべての世代にわたって、厚生労働省の定めた目安量を下回っています。 世代では異なりますが、約200mgのカルシウム(牛乳1本分)を今より多くと…
「丈夫な骨をつくるためには、若いときの心がけが大切。中高年になったら手遅れ」と考えていませんか? 確かに、そうした考えの根拠になる事実もあります。ひとつは、カルシウムの吸収率の低下です。 男女とも思春期にカルシウム吸収量はピークを迎え、年齢…
カルシウムは、人体の中で炭素、水素についで多く含まれ、実に様々な役割を担っていますが、99%は骨や歯の形成成分になっています。 私たちが自由に動けるのは骨のおかげです。骨を形成するカルシウムが不足すると、骨折しやすくなります。今、問題になっ…