骨量を増やす

 「丈夫な骨をつくるためには、若いときの心がけが大切。中高年になったら手遅れ」と考えていませんか?
 確かに、そうした考えの根拠になる事実もあります。ひとつは、カルシウムの吸収率の低下です。
 男女とも思春期にカルシウム吸収量はピークを迎え、年齢があがるにつれて低下していきます。
 これは、中高年になると、カルシウムの吸収メカニズムが、若いときに比べて働きにくくなるからです。

 また、人間の骨の長さや太さは20歳ごろまでに決定し、骨密度は35歳くらいにピークを迎えます。「若いときの心がけ」が大切なのは確かです。
 男性は30代、女性は40代をピークに骨密度が低下していきます。中高年になっても「骨形成」は行われますが、それ以上にカルシウムが溶け出す「骨吸収」がおおいため、骨密度が低下していくのです。
 しかし、中高年になってから骨密度は増やせないものの、骨密度の低下をゆるやかにして、ピークに近い状態を保つことは充分にできます。
 そのカギを握るのが「貯骨」という考え方です。
 
 貯金の預金残高を増やすためには、若いうちからの貯金が大切。でも、多額の貯金があっても使う一方では、残高は減っていきます。
 同じことが骨密度にもいえます。35歳までに骨密度を高めておくことも大切ですが、中高年になってから「貯骨」をして、骨密度の目減りを防ぐ努力も必要なのです。たとえ35歳までの骨密度が少なくても、その後の心がけ次第で、自分より骨密度が多かった人と逆転することだって可能になります。

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