紅麹と植物性ステロール

 体内のコレステロールのうち、食事由来は約20-30%。残りはすべて肝臓で合成されます。紅麹に含まれる天然のスタチンは、コレステロールの生合成に関わる肝臓のHMG-CoA還元酵素の働きを阻害することで、コレステロール合成を抑えてくれます。また、コレステロールが体内に吸収されるには「親水性の膜」を通過シナケレバなりませがコレステロール自体は水になじみにくくく、この膜を通過することができません。ではなぜ、体内に食事由来のコレステロールが蓄積されるかというと、膜を通過できる胆汁酸ミセルという物質にコレステロールがとりこまれるから。穀物や野菜、豆類などに多く含まれる植物性ステロールは、取り込み量に限りのある胆汁酸ミセルにコレステロールの代わりに取り込まれる性質をもつので、結果コレステロールははじき出され、膜を通過できず、そのまま体外に排出されます。植物性ステロール自体な取り込まれても吸収されずにほぼ排出されるため、コレステロール値が上昇することもありません。

他にも注目の成分

大豆イソフラボン

 女性ホルモンに似た作用をもち、肝臓で悪玉コレステロール(LDL-C)の処理機能を高め、血中コレステロール値を調整するといわれる。

キトサン

 カニなどの甲殻に含まれるキチンをアルカリ化して得られる成分。食物繊維の一種で、腸内でゲル状になり、コレステロール値や脂肪を吸着して排出する働きがあるいといわれる。
 
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