カルシウムとマグネシウム、鉄と銅は対になって働く

 私たち現代人の食生活では、昔と比べて、加工食品が多くなりました。加工食品は、材料の精製度合いが高く、味付けの濃いものが多いため、ミネラルの含有量が少なかったり、ミネラルバランスが悪いものが多いです。
 ミネラルには、2種類が1対となって機能するものが多いため、ミネラルバランスが重要となります。例えば、筋肉の収縮を調節する働きは、カルシウムとマグネシウムが対にならないと、うまく作用しません。筋肉の収縮は、筋肉細胞の中にカルシウムがはいって刺激されることで起こるのですが、マグネシウムが不足してしまうと細胞内のカルシウムが過剰になり、痙攣や震えといった症状が出てしまうのです。同様に、この2つが作用する働きとして、血圧や血液循環の維持があげられます。
 また、ヘモグロビン合成において、鉄と銅が対になります。鉄は、赤血球でヘモグロビンが合成されるときに必要な材料となりますが、そのままではヘモグロビンに組み込まれません。銅があってはじめて、鉄はヘモグロビンに利用できるようになるのです。

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