夕食と和食

　主食選びも大切なポイント。食後は血糖値が上昇し、インスリンが多く分泌され、血液中の脂肪を体脂肪として蓄積する活動が活発になります。血糖値が急速に上昇すると、それだけ脂肪が蓄積されやすくなるというわけ。その点、消化・吸収のスピードが速いパンよりも、消化・吸収がゆっくり進むご飯は食後の血糖上昇がゆるやかです。
　食材だけではなく調理方法にも注意が必要。揚げ物や炒め物などの油を使う料理は避けて、煮る、焼く、ゆでるといった料理方法を。マヨネーズやドレッシングなど油脂を含む調味料よりも、醤油や味噌、酢などを使うのが理想的です。味付けも濃くなりすぎないよう、注意します。
　ご飯が主食で、調理法や調味料も低脂肪の和食こそ、夕食にぴったりといえるでしょう。

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