茶葉

 食事時やリラックスタイム、気分転換などお茶は私たちの暮らしに欠くことのできない存在です。ふだん何気なく口にしていますが、朝茶は七里戻っても飲め、新茶は寿命が延びるなど、昔からの格言にもあるように、お茶と健康の間には不快関係があります。私たちもお茶の力を日々取り入れることで、もっと元気な暮らしを手に入れることができるのです。

 緑茶、紅茶、中国茶。世界中で様々なお茶が楽しまれていますが、実はこれはすべて同じツバキ科の常緑樹の葉からつくられたものです。同じ種類の木からこれほど多才なお茶が生まれる秘密は、発酵にあります。茶葉は摘み取られたあと、葉に含まれる酵素によって発酵処理が行われていますが、その度合いによって、味わい、色、香りが様々に変化します。
 発酵の種類は大きく分けて4つ。

・茶葉本来のうまみや色を生かした不発酵茶
・ほどよく発酵させうrことで香りと味わいを引き出す半発酵茶
・完全に発酵させることで、強い香りと渋みを引き出す発酵茶。
・そして、製造工程の中で、特殊な麹カビなどを加えて完全に発酵させた後発酵茶です。

 これらの発酵の度合いによっても、味や香りだけでなく、私たちの体が享受できる効用も増えるのですから驚きです。
 また、昨今では、茶の木から作られたものだけでなく、花や実、根などからつくられた健康茶の効用にも大きな注目が集まっています。

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