脳を生き生きさせる食事
脳をイキイキさせるには、バランスのとれた食事と適度な運動が大切です。血の巡りをよくしたり、脳を元気にする食品を積極的にとりましょう。また、食品から十分な量をとることがむずかしい場合には、サプリメントを利用するとよいでしょう。
GABA (発芽玄米・煮干し・漬物など)
発芽玄米は、白米や玄米よりも栄養価が高いことで知られていますが、脳をイキイキさせる成分も多く含まれます。
まず、注目の成分GABA (γーアミノ酸)。神経伝達物質として脳の働きを活発にするといわれています。血圧やストレスが気になる人にもよいといわれます。
そのほか、抗酸化に働きかけ、細胞膜や血管を若々しく保つビタミンEや、たっぷりの食物繊維で腸内環境をととのえ、脳のめぐりをサポートします。
葉酸(ホウレンソウ、モロヘイヤ、ブロッコリー、ニラ、牛や豚のレバーなど)
名前の示す通り葉物野菜はもちろん、緑黄色野菜、牛や豚のレバーに多く含まれ、細胞の分裂や増殖、成熟に大きくかかわるビタミンです。脳の機能を保つことに関係している可能性も指摘されています。
ビタミンA,C,E(ほうれんそう、人参、ゴーヤ、ブロッコリー、カボチャ、アボカドなど)
抗酸化ビタミンの代表選手。また、ビタミンA/C/EとB群は相互に働きあうので、バランスよくとるのが理想。ビタミンB群の豊富な豚肉と野菜を組み合わせたり、ビタミンA・C・Eを含むかぼちゃや、ビタミンB1・C・Eや葉酸を含む青汁でおなじみのケールのように、複数の栄養素を豊富に含む食品をとるのがよいでしょう。
DHA・EPA(イワシ、サバ、サンマなど)
青魚を食べると頭が良くなるといわれるのは、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といった不飽和脂肪酸が含まれるためです。
DHAには、脳にある神経細胞のシナプスの膜を守る働きがあるといわれ、また決行への働きにも期待できます。高酸化をサポートするビタミンA・C・Eと組み合わせるのもよいでしょう。
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