カロテノイドの働き
カロテノイドは、緑黄色野菜や果物に含まれている天然色素。多彩な抗酸化作用があります。
自然界には600種以上のカロテノイドが存在していますが、人間の体内に吸収されるのは10数種類といわれ、このうちの6種類が健康維持に役立つ代表的なものです。
もっとも有名なベータカロテンは、黄橙色の色素。ビタミンAの前駆体で、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。カロテノイドでビタミンAを補給すれば、摂りすぎの心配はありません。
アルファカロテンは、ベータカロテンより活性は弱いものの、必要に応じてビタミンAに変換されます。ルテインは目の網膜に多く存在する色素で、白内障や加齢性黄斑変性症などの予防効果が報告されています。ゼアキサンチンも網膜に多く存在する色素です。
リコピンは抗酸化力が強く、免疫機能を強化して発がん抑制に働きます。アスタキサンチンは海産物に多い色素。強い抗酸化力があり、生活習慣病や老化に対抗するカロテノイドとして注目されています。
アルファカロテン
ベータカロテンより活性は低いものの、体内でビタミンAに変換。ニンジン、オレンジなど。
ベータカロテン
抗酸化作用が強く、体内で必要に応じてビタミンAに変換。ニンジン、カボチャに多い。
ゼアキサンチン
ルテインとともに目の網膜に多く存在する色素。マンゴー、パパイヤ、カボチャに多い。
アスタキサンチン
海産物に多いカロテノイドで、抗酸化力が強い。エビ、カニ、サケなどに多い。
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