基礎代謝の低下

 ふと気が付いたら、二の腕やわき腹にぷるるんと贅肉が・・・。冬の間は動くのがおっくうだからとついゴロゴロして、いつのまにか体脂肪が増えてしまってはいませんか?
 「そんなに食べていないのに、なぜだか太っちゃった」という人も、中にはいるかもしれません。それは基礎代謝が低下して、太りやすい体になってしまっているから。
 基礎代謝とは、人間が生きていくために使うエネルギーのことで、心臓を動かしたり、体温を一定に保ったり、呼吸するのに使われています。
 基礎代謝で使われるエネルギーは、主に筋肉の量によって決まります。男性より筋肉量の少ない女性は、もともと基礎代謝が低め。加齢や運動不足などで筋肉が衰えてしまうと、さらに基礎代謝が低下してしまいます。

 基礎代謝が低下しているのに、おいしいものを食べ過ぎたり、偏った食事を続けていると、余ったエネルギーは脂肪として蓄えられます。油断していると肥満度の目安となるBMIの数値があがることにも。
 贅肉が増えたからといって、朝食抜きや、こんにゃくやリンゴだけというように1種類の食品のみを食べつづけるオンリーダイエットなど、偏ったダイエットをすると、さらに太りやすくなるので注意が必要です。
 ムリなダイエットを続けると、身体をつくるのに必要なたんぱく質などの栄養素が充分に補給されないので、筋肉量が減ってしまいます。すると、基礎代謝はさらに低下して、使われるエネルギーも一段と減ってしまいます。そこに普通の食事を摂ると、エネルギーが大量に余って体脂肪が急増。体重が一気に元に戻るリバウンドが起きてしまうのです。間違ったダイエット法を続けている限り、このリバウンドスパイラルから抜け出すのは困難です。
 このような悪循環に陥らないためには、基礎代謝の低いエネルギーを燃やしにくい体と食事で摂った栄養を体脂肪として溜め込みやすい体をリセットする必要があります。これらに役立つ成分を摂って、太りにくい身体をめざしましょう。 

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