日常生活の基本的な心がけ

〓　しっかり休養する
　睡眠不足や過労で体力が低下すると、免疫力がダウン。また、精神的なストレスも免疫力低下の原因になるので注意しましょう。

〓　手洗いを徹底
　電車のつり革など、外では手にウイルスがつく危険がいっぱい。ウイルスのついた手で鼻をさわったりすると、感染することも。外から帰ったときは石鹸で、念入りに洗いましょう。手のひらだけでなく、手の甲、指先、指の間、手首も忘れずに。

〓　外から帰ったら必ずうがい
　殺菌作用のある緑茶や食塩水などでうがいをすると、よいでしょう。

〓　マスクをする
　くしゃみによるウイルスの飛沫範囲を狭めたり、鼻やのどの乾燥を防ぎます。

〓　こまめに水分補給
　のどを乾燥させないために、こまめに水分補給を。緑茶や紅茶がおすすめです。

〓　タバコは控える
　タバコの煙は気道を守る免疫細胞を減らして抵抗力を低下させます。控えるに越したことはありません。

〓　厚着をしない
　暖房の効いた電車などで汗をかき、汗が冷えると風邪の要因に。必要以上の厚着はせずに、汗をかいたら肌着を取り替えましょう。

〓　暖房は控えめに
　室温が高すぎると寒さへの抵抗力が弱まります。寒いからといって暖房は効かせすぎずに、室温を１８〜２０℃に保ち、換気も忘れずに。

〓　室温は適度な湿度を保つ
　冬に流行する風邪などの原因となるウイルスは湿度が苦手。加湿器を使ったり、ぬれタオルをほすなどして、室内の湿度を６０％程度にたもちましょう。

〓　のど・鼻を冷やさない
　のどや鼻が冷えると粘膜の働きが低下してしまいます。マフラーを首に巻いたりマスクをして、のどや鼻を冷やさない工夫を。