風邪・インフルエンザ

中耳炎

子供の病気で、意外に多いのが耳のトラブル。とくに、乳幼児は鼻と耳をつないでいる「耳管」が太くて短いため、感染が広がりやすく、中耳炎になりがちです。 中耳炎というと、ほとんどが、「急性中耳炎」を指します。これは、風邪によるのどや鼻の炎症が耳に…

インフルエンザにかからないためにできること

流行前のワクチン摂取外出後の手洗い、うがいを徹底する空気が乾燥すると、のど粘膜の防御機能が低下するため、乾燥しやすい室内では加湿器などを使って適度な湿度(50−60%)を保つ十分な休養とバランスのとれた栄養を心がけ、体の抵抗力を保つ高齢者や…

高齢者も手洗いとうがい

風邪予防の基本は手洗いとうがいです。とはいえ、簡単な水洗いでは不十分。手洗いは、せっけんを使って指どうしをからめるように、丁寧に時間をかけておこなってください。すりこむだけで殺菌できるアルコール製剤(アルコール60−80%)などもあります。…

高齢者の入浴と足浴

寒くなってくると「風邪をひくから」という理由で入浴を避ける高齢者が目立ちます。夏に比べて汗の量が減少したり、厚着になったことで衣服の着脱が大変であることも理由でしょうか。あるいは、水や燃料が貴重で、入浴が贅沢だったころの名残かもしれません…

その日の疲れはその日のうちに

いくら私たちの体に立派な免疫機能が備わっていても、生活習慣が乱れていては、本来の機能を十分に発揮できません。隙につけこんでくるのがウイルス。特に冬は、粘膜の乾燥や寒さからウイルスが体内に侵入しやすい流行期ですから、ちょっとした油断で風邪を…

お茶でのうがい

緑茶や紅茶などに含まれるカテキンという成分は、細菌やウイルスから体を守る働きがあります。暖かい緑茶をそのまま飲めば、粘膜にうるおいを与えて、異物を外にはきだしてくれる綿毛の動きも活発に。ぬるま湯ぐらいに冷ましてうがいに用いれば、カテキンの…

うがいと手洗い

ウイルスから身を守るには、大勢の人が集まる場所に行かない、予防接種を受ける、といったことも大切ですが、より手軽で日常的な予防方法はやはりうがいと手洗いです。 飛沫感染や空気感染を防ぐには、のどや口内に付着した微生物を落とすとともに、乾燥しが…

 体を温める

西洋ではビタミンCが豊富なホットレモン、東洋ではほのかに甘いしょうが湯。昔から風邪のひきはじめには、体を温め、発汗を促す温かい飲み物がよく飲まれてきました。ちょっと寒気を感じた日は、体の芯からポカポカにして、早めに眠る。先人の知恵は、発熱…

 体を温め、殺菌作用のあるハーブ

◎ショウガ 血行を促進させて体を暖め、発汗を促す。また、辛味成分には殺菌作用も。→ Marron Health Club 植物・ハーブのページ右上関連商品

 免疫力を高めるハーブ

◎エキナセア 抗菌・抗ウイルス作用があるハーブ。免疫力を高め、風邪などの予防に役立つ ◎セイヨウシロヤナギ 樹皮に含まれるタンニン・フラボノイドが、関節痛など風邪の初期症状の緩和に。 ◎エルダーベリー 花や実に多量に含まれるフラボノイドが、ウイル…

 免疫力を高めるビタミン

◎ビタミンC 免疫力を高め、ウイルスによってダメージを受けた細胞などの修復・再生にも役立つ ◎ビタミンB群 正常な免疫機能の維持や抗体再生に必要。発熱すると失われて不足しがちになる。 ◎カロテノイド(ビタミンA) 鼻やのどの粘膜を丈夫にする働きが…

 免疫力を高める食事

同じ日に同じ場所で過ごしたのに、風邪を引いてしまう人となんともない人がいるのは、それぞれの体調はもちろん、免疫力(抵抗力)に大きな差があることが考えられます。 免疫力を高めるには、免疫細胞の構成成分であるたんぱく質をしっかりとることが第一。…

 発熱

風邪で熱が出るのは、ウイルスで体がまいっているからと思っていませんか? それは逆。 熱はウイルスに負けて出たのではなく、ウイルスと戦うために体自らが積極的に出しているのです。体温が1度上がるごとに、体内の代謝量が20%以上も増加し、免疫細胞…

 免疫細胞の連携プレー

ウイルスを排除する免疫システムは、様々な働きをするいくつもの免疫細胞の連携プレーによってなりたっています。これらの細胞たちはウイルスだけでなく、体内で悪さをするあらゆる病原体にも立ち向かってくれる、頼れる存在。私たちが病気にならずに生きて…

 自然免疫と獲得免疫

相手を選ばず、異物を無差別に排除する、生まれながらに備わった仕組みが<自然免疫>。 抵抗力があるというのは、この免疫機能が高いことの現れです。自然免疫には鼻毛や皮膚、粘膜などの物理的バリア、分泌物や粘膜に含まれる殺菌成分や異物を食べてしまう…

  免疫の役目

無菌室ではなく自然の中で暮らす以上、私たちの体は、ウイルスを含め、常に様々な微生物たちにさらされています。なのに普段は風邪を引かず、病気にもならないのは、体には異物が入ってきても排除する仕組み(免疫)が備わっているから。ウイルスに負けない…

 インフルエンザのウイルス

インフルエンザも風邪症候群の一種ですが、症状の重さや流行規模の大きさは別格といえます。その要因は増殖の速さ・量がけた違いに大きく、全身症状が著明で、重症になりやすいから。 個人差はありますが一般的に、たった1個のウイルスが侵入すると、8時間…

 風邪のウイルス

くしゃみとせき。風邪をひいたかなというサインが、まずはじめに現れるのが鼻とのどなのは、そこからウイルスが体内に侵入し、増殖するから。他にも、のどの痛みやたん、鼻水・鼻詰まり、微熱など、いわゆる風邪症候群を起こす要因となるウイルスは、なんと…

 ウイルスとは

ウイルスとは、人間の肉眼では見ることができない微生物の一種。 生物学的には無生物的生物に属し、自らの力で増殖できないかわりに、他の生物に寄生して、子孫を増やすことができるものをいいます。増殖だけでなく、移動も自分の力でできず、人間の服につい…

 風邪ウイルス

炎症が進むと、風邪ウイルスは細胞に入り込み、次から次へと像浴。増えすぎたウイルスは やがて細胞を飛び出し、血液を介して全身に広がる。 風邪ウイルスが侵入の標的とするのが鼻やのど。いずれかの粘膜に取り付かれる炎症が起こり、 のどの違和感やくしゃ…

 ウイルス

インフルエンザの要因がウイルスであることは、多くの人が知っていること。でも、よくひきがちな風も、その要因が大半(80-90%) がウイルスだということは、案外知らないのではないでしょうか。また、最近では冬でも増加傾向にある食中毒も、ウイルスが原因で…

 風邪

昔から万病のもとといわれる風邪。健康な人でも年5−6回はひくといわれています。その原因の多くはウイルスによるものです。風邪をひかないためには、ウイルスなど病原菌に打ち勝つ免疫力を高めることが肝心。栄養不足や過労、睡眠不足など、抵抗力の弱まっ…

 寒い季節の健康習慣

電車やバスのつり革など、外では手にウイルスがつく可能性も。手洗いのポイントは、石鹸をよくあわ立てること。手のひらだけでなく、指の間や手首なども、念入りに洗いましょう。 ポリフェノールの一種、カテキンを多く含む緑茶や紅茶でうがいをするのもおす…

 気分は明るく

ストレスも風邪に立ち向かう力を低下させる大きな要因です。 ただし、ストレスの感じ方には個人差があるものです。自分にあった無理のない対処法を探し、気分をらくにしてストレスと付き合ってみてはいかがでしょう。 ストレスの解消は、風邪対策だけでなく…

安静にする

その日の疲れは、その日のうちにとる。ちゃんと休養することも、風邪対策の基本です。過労は、体力や免疫力の低下を招く要因。とりわけ睡眠不足には十分に気を配り、規則正しい生活をめざしましょう。 疲労の回復には入浴もポイントです。体が温まり、花やの…

 栄養をとる

バランスのよい食事も、風邪対策の決め手です。体の中の抵抗力を高め、ウイルスを寄せ付けない、そんな食事を、普段から積極的にとるように心がけましょう。 風邪の予防と治療に欠かせない栄養素の代表選手は、ビタミン。なかでもビタミンCは、毎日きちんと…

 温める

寒い季節になると、ついつい暖房で室内を暖めてしまいます。ところが、暖房のきかせすぎは風邪に禁物。寒さへの抵抗力が弱まるばかりでなく、空気が乾燥して花やのどが渇くので、ウイルスの侵入を助長。いわば風邪にかかりやすい環境の中で暮らしているよう…

 体内の抵抗力

人間にはウイルスを攻撃する力が備わっています。実は、くしゃみやせきも、ウイルスを体の外へ追い出そうとして、免疫機能が働くから。では、この免疫力に大きく関わるものとは? 近年の研究によると、ストレスがかかるとストレスがない場合の4倍風邪にかか…

 冬の猛威

一年間で1人平均5-6回かかるといわれるほど、風邪は身近な体調トラブル。その原因の80-90%がウイルスの感染によるものです。 風邪のウイルスは、なんと200種以上。冬に流行するのは、ライノウイルスやコロナウイルスなど冷気と乾燥を好む種類。ちなみに、…

 エキナセア

エキナセアは、真夏から初秋にかけて可憐なピンクの花を咲かせるキク科の多年草です。世界中で使われているとても知名度の高いハーブで、特に原産国のアメリカなどでは、子供が風邪をひくと、まずはエキナセアを飲ませるといわれるほど。 薬用に用いられてき…