ウイルスを寄せつけない食生活

栄養素と食材

 風邪などの冬の健康トラブルを撃退するには、バランスのよい食生活を心がけ、ウイルスを寄せ付けない体力づくりが第一。また、体を守る力を高めるといわれている栄養素や食材を、積極的にとることも忘れずに。

おすすめの食材
  • ビタミンC

 ウイルスによってうけたダメージからの健康トラブルにおいて身を守るだけでなく、風邪をひいたときにも積極的に補いたい栄養素。ブロッコリー、赤ピーマン、にがうり、いちごやキウイ、かんきつ類などの果実他

  • ビタミンE

 身体を守る働きを高めてくれます。西洋南瓜、鶏卵、うなぎ、たらこ、アーモンドなどのナッツ類、ひまわりや綿実などの植物油他

  • ビタミンB群

 ビタミンB群でも特にビタミンB6とビオチンが不足すると体の抵抗力が下がります。ビタミンB6:かつお、まぐろ赤身、鮭、あじ、さば、牛レバー、玄米他。ビオチン:レバー(鶏、牛、豚)、いわし、玄米他

  • カロテノイド

 体内で必要な分だけビタミンAに変換され、粘膜を丈夫にして、ウイルスによるダメージから守ってくれます。ニンジン、西洋カボチャ、春菊、あしたば、ほうれんそう、モロヘイヤ他

 ウイルスと戦う細胞をつくるのに深く関係するミネラルで、身体を守ることをコントロールするといわれています。亜鉛不足により風邪をひきやすくなるので注意しましょう。牡蠣、牛肩ロース、豚レバー、ラム肩肉他

  • アリシン

 ビタミンB1と結びつくと、ビタミンB1の吸収を助け、体内への貯蔵をうながすため、疲れに働く力が持続するといわれています。にんにく、ネギ、タマネギ、ニラ