栄養

 脳も含めた体全体の老化の原因の一つに、細胞の酸化が考えられます。細胞の酸化には活性酸素が関係しているのですが、ストレスがかかると活性酸素の量が増えてしまうといわれています。
 この活性酸素に対抗する物質が、抗酸化物質。よくしられているものにポリフェノールがありますが、これは緑茶や赤ワイン、ベリー類に多く含まれています。そのほか、ビタミンCやビタミンEも抗酸化物質として知られています。ビタミンCは野菜や果物、ビタミンEは豆類や緑黄色野菜に多く含まれています。
 一方、脳をめぐる血液の循環を良くしてその働きを高めるという点では、青魚に多く含まれるDHAやEPAが挙げられます。動脈硬化などの生活習慣病を予防するという面からも、積極的に摂りたい栄養素です。
 「アミノ酸」も脳を健やかに保つために大事な栄養素。例えばアミノ酸の一種、アルギニンには血管を拡張させる働きがあるので、スムーズな血流を助けることにつながります。
 また、ロイシン、イソロイシン、バリンといったアミノ酸は筋肉をつくっているたんぱく質を増やす働きがあり、運動とそれによる脳の健康に欠かせないものです。
 アミノ酸は肉や魚をはじめ多くの食品に含まれていますが、食生活が不規則だったり偏りがある場合は、サプリメントを利用するのも一つの方法でしょう。

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