ニンニク


 中央アジアを起源とし、東南アジア・地中海地方へと広まったニンニクは、香辛料などとして世界各国で親しまれているユリ科多年草。古くから皮膚疾患、消化不良、食欲不振の治療薬として使用され、紀元前4500年ごろのエジプトでは労働者の疲労回復に用いられてきました。現代では血栓の形成を防ぎ、脳梗塞心筋梗塞の予防に有効といわれ、ヨーロッパの医療現場では薬として利用されています。
  
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