ハーブ


 男性の約57%、女性の約61%が慢性的な疲れを感じているといわれます。過去1年に疲労を感じたという人も合わせるとその数は約8割。なんと5人に4人がなんらかの疲労を感じているのが、現代の日本人の実情なのです。疲れの下人は、仕事量・労働時間・ストレスから育児や家事の太刀仕事など、人それぞれですが、夏はさらに、暑さのために余計に疲れたり、食欲不振でいつも以上に体も心もパワー不足に陥りがち。

 慢性疲労+夏バテという状態は、本人が思っている以上に自分自身の体に深刻な影響を与えます。体力低下は、すなわち抵抗力や免疫力がダウンすることにほかならず、いつも以上に病気になりやすい状態に。一方、気力低下はホルモンの分泌に影響し、様々な不調・変調をきたす原因となります。特にミドルエイジは、男女それぞれにホルモンバランスがそれまでとは変化するころでもあり、慢性疲労は、いわゆる更年期障害を加速させる一因ともなるのです。

 そんなお疲れ気味で、いつもの自分が発揮できない多くの人々にとって、いまほど本当の意味での滋養やスタミナ源が求められている時はありません。漢方では滋養とは体に栄養成分を染み込ませるという意味で、強壮は体を強く元気にするということ。つまり滋養強壮とは、うまれつき体質の弱い部分を栄養成分で補い、体質を改善して対からだをつくることと考えられているそう。今まで思っていたイメージとは、だいぶ違うのではないでしょうか。

 日本で夏のスタミナ源としてうなぎを食べるように、世界でも疲労回復のための栄養成分を様々な食べものから摂取してきました。中でも古くから愛用されてるのがメディカルハーブともいわれる伝承ハーブたち。食用としても生薬としても用いられたハーブには、基本の栄養素のほかにそれぞれ異なる特長成分を持ち、現代では科学的にその確かな効能が明らかになってきました。疲れやパワー不足を感じたら、まずは身近で頼りになる伝承ハーブをとりいれてみましょう。
  
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