ビタミン活用術
食材に含まれるビタミン量の減少や外食中心の食生活、ストレスや疲労でビタミン不足となり、欠乏症予備軍の人が増加中といわれています。ビタミンは体の不調を整えたり、目的に合わせてとることで、様々な病気を予防する働きもあります。
三大栄養素である糖質・脂質・たんぱく質に加え、ミネラルとともに５大栄養素の一つに数えられるビタミン。微量栄養素とも呼ばれ、他の栄養素をスムーズに働かせる潤滑油の役割を果たしています。人間の体を自動車に例えると、３台栄養素はエンジン（体）を動かすためのガソリンであり、ビタミンとミネラルはオイルのようなもの。オイル不足の車ではエンジンの回転が鈍り、満足に走ることができません。同じように、ビタミンやミネラルが不足していると、他の栄養素をとっても十分に力が発揮できず、体がだるい、疲れやすい、イライラする、肌荒れが気になるといった症状があらわれることに。それほど大切な栄養素であるにもかかわらず体内では作ることができないため、食べ物などからきちんととる必要があります。
