セルライトの発生

 二の腕や下半身、おなかについたボコボコ状の贅肉。これが、最近耳にするようになったセルライトです。セルライトは、単なる体脂肪とは違い、脂肪細胞が変性したかたまり。どのようにセルライトができるのか、まずはそのメカニズムを見てみましょう。
 皮膚の下には、脂肪組織があります。一つ一つの脂肪細胞を取り囲むように、毛細血管やリンパ管がはりめぐらされて、十分な酸素や栄養素を送り込んでいます。また、コラーゲンなどの線維状の結合組織の間には、水分(間質液)があります。これが、健康な状態の脂肪組織です。
 ところが、過食や運動不足で体脂肪が増えたり、ホルモンバランスの変化などから脂肪細胞が肥大化すると、周囲の毛細血管やリンパ管を圧迫。押しつぶされた血管内やリンパ管内の流れが悪くなり、十分な量の酸素や栄養素が送られなくなります。
 その結果、結合組織が繊維化して、縄のように太く硬くなります。また、脂肪組織の間に余分な水分がたまって、志望を燃やすのに必要な酸素が行き渡らなくなってしまうのです。
 こうなると、脂肪細胞は結合組織や水分と複雑にからまってかたまり状になり、皮膚の表面もデコボコの状態に。これがセルライトなのです。

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