睡眠時間には個人差やリズムがある

 必要とされる睡眠時間には個人差があり、状況によっても変動します。むしろ睡眠時間より睡眠のリズムが重要です。
 睡眠には約90分臭気のリズムがあり、レム睡眠とノンレム睡眠が交互に繰り返されています。レム睡眠では脳はおきている状態。眠りは浅く、夢を見るのはこのときです。清新疲労を回復させるといわれています。ノンレム睡眠は、脳も体も眠った状態。眠りは深く、肉体疲労を回復させるといわれています。
 眠りがもっとも深いのは就寝直後。一気に深いノンレム睡眠に入り、その後、レム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返しながら、眠りは浅くなっていきます。
 この睡眠のリズムをコントロールしているのが体内時計です。人間の体は、自律神経の働きにより、昼間は活動的な体にするホルモンが多く分泌され、反対に夜間はリラックスするホルモンが多く分泌されて眠くなります。これをサーカディアンリズムといい、24時間周期で変動しています。人間の体内時計は25時間周期ですが、朝日を浴びると体内時計がリセットされます。
 しかし、最近ではうまくリセットできない人が増えています。夜更かしを続けた結果、早く床に着いても眠れず、早起きできなくなってしまったり、体内時計が25時間酒器のままで、眠りに落ちる時間と目覚める時間がずれていってしまうというケースです。こうなると、日常生活にも支障が出てしまいます。また、普通の人は眠りに落ちて90分後にレム睡眠に入りますが、強いストレスを受けているような人は早めにレム睡眠に入り、眠りのリズムが乱れるともいわれます。

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