40歳以上の健康診断
2008年4月より、医療保険者(国保・被用者保険)の被保険者・被扶養者のうち40歳以上を対象に、特定健診・特定保健制度がスタートします。メタボリックシンドローム対策を意識した内容です。
検査項目は、身長・体重・腹囲・BMIといった肥満に関わる測定のほか、肝機能、血中脂質(中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール)、血圧、血糖、尿検査があります。
新たに腹囲とLDLコレステロールが加わったのが、大きな変化です。
医師から必要と診断された場合は、詳細な検査(貧血、心電図、眼底)を受けることになります。
従来は結果通知のみでしたが、今後は加えて、腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上またはBMIが25以上の人のうち、血中脂質、血圧、血糖が基準値を肥える人には、特定保健指導が行われます。該当項目の数や喫煙の有無、年齢によって、行動計画に基づいて指導を受ける動機付け支援と、より継続的に指導を受ける積極的支援があります。
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