活性酸素

 代謝や解毒などの複雑な大仕事を24時間休みなく続けるため、肝臓の中ではたくさんのエネルギーが生産されますが、その過程では活性酸素が発生します。また、有毒物質やアルコールが分解処理される過程でも活性酸素が生じるので、肝臓はつねに活性酸素の攻撃にあっているのです。人間の体には本来、活性酸素に対抗するために抗酸化酵素を合成する能力が備わっていますが、この役割を担っているのも肝臓です。しかしこの能力も加齢にともなって低下していくので、より活性酸素の害を受けやすくなってしまいます。

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