高齢者とドライアイ

 ドライアイはパソコン作業などが日常化した若い世代に多いと思われていますが、意外にも高齢者にも多いのです。
 2003年に行われた東京歯科大学眼科の調査報告によれば、60歳以上の7割を超える人がドライアイと診断され、ドライアイの疑いがある人も加えると、9割以上という結果になりました。
 高齢者の場合、目の乾きを感じても「年だから仕方ない・・・」とあきらめているケースが多いため、この問題がクローズアップされてこなかったようです。
 高齢者のドライアイについては、加齢によるホルモン量の低下が作用しているのではないかといわれています。涙を出す涙腺はホルモンの支配下にあるため、ホルモン量の減少が涙腺の機能低下を招き、ドライアイになりやすいと考えられています。

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