ホモシステイン

 動脈硬化に至るまでには、高血圧・脂質異常症高脂血症)・糖尿病など、生活習慣に起因する様々な症状が表面化。特に喫煙や肥満が槍玉に挙げられますが、最近、動脈硬化の直接的な危険因子としてホモシステインという物質に注目が集まっています。ホモシステインは、正常な代謝が行われていれば、有害でないほかのアミノ酸に変わりますが、平衡状態が乱れると、体内や組織にそのまま蓄積され、心臓や血管系の疾病に影響を与えると考えられています。ホモシステインは加齢とともに増えるやっかいもの。日ごろから増加を阻止することに努めることが、動脈硬化予防につながります。

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