暑くて食欲がないときにも、すっぱい料理は口の中がさっぱりして、はしが進みますね。酢の風味のある酸味が嗅覚や味覚を刺激して唾液や胃液の分泌を促し、食欲も増進させます。
 酢の主成分である酢酸は、疲労物質である乳酸の発生を抑えたり、できてしまった乳酸の分解を促進させることで疲労回復効果があります。このほか体内の貯蔵エネルギー源であるグリコーゲンが不足することも疲労を感じる原因になりますが、糖質を含む食品と酢を一緒にとればスムーズにグリコーゲンが合成され、肝臓や筋肉に補充されます。
 また、酢は骨つきの肉や魚の料理にしようすると食材からカルシウムを引き出します。さらに、吸収を助ける効果もあるため、カルシウムを効率よく摂取できます。
 栄養成分以外の働きとして、酢には殺菌作用や菌の活動や繁殖を抑える制菌作用があり、食べ物を傷みにくくしたり、食中毒を予防する効果があります。酢を使った料理だけでなく、ごはんを炊くときに少量加えるなどして活用することもできます。

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