食生活

 不規則な生活やストレスは、アレルギーの引き金となるばかりでなく、アレルギーを悪化させる大きな要因に。
 特に、ストレスは身体の各器官の働きを腸瀬ウtしている自律神経のバランスを崩します。花粉症は自律神経が乱れたときに発症しやすく、症状が悪化しやすいのです。これまで花粉症とは無縁だった人が、ストレスによる自律神経の乱れから発症することも珍しくありません。充分な睡眠や休養をとるなどして、疲れやストレスをためないようにすることが、花粉に負けない身体作りの第一歩です。
 また、風邪をひくと花やのどの粘膜に炎症が起きて、花粉症を悪化させます。運動習慣をつけて体力の低下を防ぎ、抵抗力を高めることも大切です。
 食生活の工夫も、花粉症対策の重要なポイント。肉中心の食事や加工食品の食べ過ぎなどによる野菜不足は、アレルギーを起こす要因になります。
 また、アルコールは鼻の粘膜に充血やうっ血を起こしやすく、タバコは鼻の粘膜を刺激します。どちらも花粉症を悪化させるので、ひかえたほうがよいでしょう。
 ビタミンCやカロテノイドが豊富な野菜や果物、カテキンをたっぷり含む緑茶、話題の甜茶やケール、青魚など、身近な食品をバランスよくとることも、花粉症の症状緩和の補助として役立ちます。
 毎日の食生活で花粉症に負けない力をつけましょう。