2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒトメタニューモウイルス感染症

気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症を引き起こすウイルスの一種です。1~3歳の幼児の間で流行することが多いのですが、大人にも感染します。小児の呼吸器感染症の5~10%、大人の呼吸器感染症の2~4%は、ヒトメタニューモウイルスが原因だと考えられ…

花粉症と運動

体を動かすと、血流がよくなったり熱産生が高まったりして免疫細胞の働きが活発になります。・軽い運動を毎日の習慣に 1週間に一度激しい運動をするよりも、軽い運動を毎日行うほうが免疫力アップにつながります。血流の悪いところがあると血液中の老廃物が…

花粉症対策と食事

免疫力の源は食事。規則正しく栄養バランスのとれた食事が基本です。<腸に優しい食べ方のコツ>食物と一緒に遺物が侵入しやすい腸は、免疫細胞の約7割が集合する体内最大の免疫器官です。・よく噛んで食べる 噛むことで唾液の分泌が促進。唾液には消化酵素…

花粉症対策と睡眠

睡眠不足は自律神経を乱し、免疫低下につながります。<質の良い睡眠のためのポイント>・昼寝は夕方までに30分以内 30分以上寝てしまうと深い眠りに落ちて、目覚めたあとの眠気が強くなり、体がだるくなります。夜の睡眠に影響しないように夕方までにと…

薬による治療

<治療> 高血圧の治療は、患者さんの血圧のレベルや年齢、体質や合併症リスクの程度などを総合的に判断して行われます。リスクが高くない場合、当初は、食事療法と運動療法を中心とした生活習慣の改善がすすめられます。それでも血圧が目標値まで下がらない…

食事と運動

1 適正体重の維持 BMI=体重(kg) ÷身長(m)÷身長(m) BMIは肥満度の判定法です。この値が25を超えないようにしましょう。2 一日三食、バランスよく食べる 食事は一日三食、朝食も欠かさず取り、栄養バランスの良いメニューをこころがけるようにしましょう…

生活習慣の改善

高血圧の治療の基本は、セルフケアです。運動療法と食事療法を我慢強く続けていきましょう。1 ライフスタイル見直しのすすめ 「高血圧」は遺伝的要因もありますが、生活習慣病と言われるように、ライフスタイルによる危険因子の積み重ねの方が大きな要因で…

血圧を測定しよう

<高血圧の状態> 血圧測定をすると、上と下の値が示されます。 上の値を収縮期血圧または最大血圧といい、下の方は拡張期血圧または最小血圧といいます。両方の値をみて「高血圧」かどうか診断します。 高血圧基準値は診察室血圧、家庭血圧で異なります。高…

血圧が高いとどうしていけないのか

「高血圧」とは、血圧値が正常とされる基準値を超えて高い状態が続くことをいいます。特別に目立った自覚症状がなく、症状から判断するのが難しいことが特徴です。「高血圧」で問題になるのは、高血圧そのものより、血圧が高い状態を放置して起こる合併症で…