2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

中年期の目の健康

中年期(45-64歳)になると、新聞などの細かい文字が見えにくくなるのは、目の老化により近くにピントが合わなくなるため。人間の目の調節機能は生まれた時から徐々に衰えていき、45歳くらいで、老眼の目安である近点(ピントを合わせられるもっとも近い距離…

 妊娠・出産期

妊娠・出産期の女性は、いつにもまして栄養に気をつけたいもの。 妊娠中は胎児の成長のために、ビタミン・ミネラルが必要です。特にビタミンB群の一種である葉酸は胎児の脳の成長に欠かせない栄養素のため、妊娠初期に必要とされます。妊娠前から積極的に摂…

 血液の健康-壮年期

体に酸素や栄養分を運んでくれる血液。血液の健康が損なわれると、血流が悪くなり、高血圧や動脈硬化の引き金になります。次のようなことに心当たりのある方も多いのではないでしょうか。 まずは、脂っこいものや甘いものの食べ過ぎなどの偏った食事。血中の…

 骨の健康-壮年期

骨の老化はまだ先のことと思っていませんか? 20から30代でしっかりしていた骨も、男性は30代、女性は40代から骨密度が低下。骨の老化は知らないうちに始まっているのです。 骨の健康に欠かせないのは、骨の骨成分カルシウムを継続してとることです…

 肥満-壮年期

壮年期(25-44歳)に入ると 昔より太りやすくなったと感じる人が多いはず。それは、基礎代謝が低下したせいかもしれません。 基礎代謝とは、呼吸したり、内臓を機能させるなど、私たちが生きていく上で必要最低限のエネルギー(カロリー)のこと。この基礎代…

活性酸素を消去する成分

これらの光老化は、紫外線によって派生した活性酸素や過酸化脂質が主な原因。皮膚にはもともとグルタチオンやスーパーオキシドジスムターゼなどの抗酸化酵素が存在して、紫外線によるダメージを跳ね返していたのが、紫外線を浴びすぎた結果、こうした抗酸化…

光老化の傷痕

年齢を重ねると、皮膚は薄くなっていきますが、紫外線を長年にわたり浴びていた部分は、紫外線を反射・吸収・散乱するために、逆に皮膚が厚くなります。また、年齢によるシワはちりめん状の細かいものですが、光老化によるシワは深い線状のもので、皮膚を構…

光老化とは

人の見かけの年齢は、顔に表れたシミやシワ、たるみなどに大きく左右だれるもの。これらは単に加齢のせいと思われがちですが、若くしても、紫外線にあたらない上腕の内側の皮膚と顔の皮膚を比べてみると、明らかに顔のシミやシワが多いことがわかります。こ…

皮膚の新陳代謝の促進

皮膚の新陳代謝をスムーズにすることも、結果的に黒色メラニンを薄くすることにつながります。L−シスチンには、肌色メラニンを生成するだけでなく、新陳代謝を高める働きもあります。またビタミンCなども、できてしまった黒色メラニンを薄くする上、その生…

アーティチョークエキス

紫外線があたると、表皮で炎症を起こすサイトカインと呼ばれる物質が発生。これがエラノサイトを活性化したり、メラノサイト自体を増やすよう働きかけ、紫外線ダメージの発端となります。アーティチョークエキスには、メラノサイト数の増加を抑制する働きが…

ヒドロキシチロソール

L−シスチンが細胞内に取り込まれるのを助け、グルタチオンの生成を効果的に高めると近年注目されている成分が、オリーブの葉に含まれるヒドロキシチロソールです。高い抗酸化力を持つのが特長で、その作用はビタミンCの10倍、さらに細胞による黒色メラニ…

L−シスチン

日焼けからの回復を早くするには、できるだけ黒色メラニンの発生を抑えることが肝心です。アミノ酸の一種L−シスチンは、グルタチオンの材料となるもの。体内のグルタチオン量が増えれば、肌色メラニンも増えて、自然と本来の肌の色を取り戻せます。→ サプリ…

グルタチオン

メラニンには、黒色と肌色の2種類があります。どちらも同じメラノサイトの中で作られますが、体内に存在するグルタチオンという抗酸化物質も少なくなると、黒色メラニンが多く作られてしまいます。これが色素沈着が起こる、もうひとつの大きな原因です。グ…

シミ

もともと表皮は約28日周期で新しく生まれ変わっています。そのため、紫外線を浴びたメラニンが増えても、新陳代謝によってはがれおち、元の肌色に戻るのが普通。ところが、加齢などによって新陳代謝が悪くなったり、日常的に紫外線を繰り返し浴びつづける…

日焼け

体の最外層を覆う皮膚は、体外からの様々な刺激に対する防衛機能を持っています。例えば皮膚の色の決め手となるメラニン色素を精製するメラノサイト。これが、多量の紫外線を浴びると活性化して、通常の何倍もの黒色メラニンを作り出します。その結果できた…

UV-B

皮膚の表層で水ぶくれを起こすなど、皮膚へのダメージが強力なのがUV-B。これがあたると、皮膚では細胞を紫外線から守ろうと、メラノサイトと呼ばれる細胞で黒色メラニンがつくられます。この状態がいつまでも続き黒色メラニンが増えすぎたり、加齢などによ…

UV-A

肌の奥深く差し込んで真皮層の線維組織であるコラーゲンやエラスチンを変性させたり破壊します。すると、肌のハリを保っていた線維の構造が崩れ、肌がたるんだり、深いしわができてしまいます。→ サプリメントのページ→ スキンケアのページ

紫外線の種類

太陽の光には目に見える光(可視光線)のほかに、目に見えない赤外線や紫外線が含まれています。紫外線は波長によってA B C の3つに分けられますが、肌にダメージを与えるのは、波長が長いUV-Aと短いUV-Bです。慢性的な紫外線照射は、皮膚の老化を促進して…

太陽光の影響

太陽光のよい影響 明るさ 暖かさ 生体リズムの調整 気分の爽快感 血行をよくする 神経・筋肉の緊張をほぐす 光合成 殺菌、ビタミンDの生成 カルシウムの吸収促進など 太陽光の悪い影響 熱中症を起こす 日焼けを引き起こす DNA損傷 光老化(シミやシワな…

紫外線対策

かつては健康的だと思われていた日焼けが、肌にとっては決して健康的でない状態と認知されるようになったのは近年。なにより美白が気になる叙しえにとては、一生の間に浴びる紫外線量が少ないほど、シミやシワも少ないというのは百も承知のことですが、美白…

 ビオチン

□ 皮膚炎の症状がある □ アレルギーをもっている □ 白髪や脱毛が気になる脂肪酸やアミノ酸の代謝、さらには糖質のエネルギー賛成にも役立つ重要な栄養素。皮膚炎や脱毛を予防するほか、炎症を誘発する物質の生成を抑えることでアレルギー症状を緩和する働き…

 葉酸

胎児の神経管閉鎖障害の発生を軽減するため、妊婦の方には欠かせない栄養素。ビタミンB12と同様に不足すると悪性貧血を招きます。最近ではホモシステインの血中濃度を抑える働きから心臓病の予防効果も期待されています。 含まれる食品 レバー、ホウレン…

 パントテン酸

□ 髪を美しく保ちたい □ 日焼けが気になる □ ストレスを感じやすい糖質や脂質をエネルギーに買える補酵素であるコエンザイムAを構成する成分で、様々な生理作用に関与。皮膚や粘膜の健康維持に役立つほか、ビタミンCを助け、紫外線による日焼けを防ぐ、髪…

 ナイアシン

□ お酒をよく飲む □ 中性脂肪が気になる □ 肌荒れしやすいエネルギー産生に働く酵素を助け、糖質や脂質の分解に役立つ補酵素。アルコールの代謝に欠かせないほか、脂肪の代謝を促進して中性脂肪やコレステロール値を下げる作用も。また、皮膚の健康を維持す…

 ビタミンB12

□ 貧血気味である □ 眠りが浅い □ 食生活が野菜に偏り勝ち葉酸とともに核酸の合成にかかわり、赤血球をつくる骨髄など細胞分裂の活発な組織に欠かせない栄養素。不足すると、赤血球の成熟に以上をきたす悪性貧血の原因に。動物性食品に含まれ、菜食主義の方…

 ビタミンB6

□ ストレスが多い □ なかなか寝付けない □ 筋肉をよく使う たんぱく質(アミノ酸)の合成や分解に関わるほか、GABAなどの神経伝達物質の合成にも役立つ補酵素。不足するとイライラや不眠、食欲不振などの精神的なトラブルにつながりやすくなります。 含…

 ビタミンB2

□ ダイエット中である □ 口内炎ができやすい □ 肌が脂っぽい脂質やたんぱく質、糖質の分解に関わる補酵素。皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあることから、不足すると口内炎や口角炎の原因に。ダイエットなどで主食の量を控えると不足しがちなため、積極的に補…

 ビタミンB1

□ 疲れがたまりやす □ イライラしやすい □ 集中力がない □ 糖質過多の食事や飲酒が多い日本人が世界ではじめて発見したビタミンで、糖質を分解し、エネルギーに買えるという重要な役割を担う補酵素。中枢神経や末梢神経の働きを正常に保つ働きもあるため、不…

 ビタミンD

□ 骨粗しょう症を予防したい □ 妊娠・授乳中である。 □ 成長期の骨の健康が気になる腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける働きがある栄養素。不足すると、乳幼児の場合には骨の成長悪化、大人の場合には骨粗しょう症のリスクが高まります。 含…

 ビタミンK

□ 骨を丈夫に保ちたい □ 怪我をすると血がとまりにくい血液を凝固させる作用があり、ケガなどをした際に出血を止める役割を果たす栄養素。骨の構成成分であるオステオカルシンを活性化する働きもあり、骨へのカルシウムの沈着を促すため、丈夫な骨の維持にも…